少々ご無沙汰しておりました。
お友達のsyoballさんからの後押しもありまして、今使っているエースパターをいじりたくないなら同じの買えばいいんじゃね? ってことになりまして購入いたしました。
表題の通り、Scotty Cameron Studio Select "Newport" Sliver Mist finish というパターです。
クリックでタイトリストの当該ページにリンクしています。
現在使用中で記事に載せました「スコッティ・キャメロン "ニューポート" ブラック (Black Mist Finish)」の方が2012-2014年モデルで、このシルバー (って名前ですけど、むしろステンレスのサテン仕上げですよね。) が2014-2016年モデルなのですけれど、色以外の見た目、パターの造形とスペックがほぼ同じです。
(余談ですが、現在の2016~最新モデルのセレクト・ニューポートはデザインがかなり変わって、フランジ部にサイトラインが入ったりしています。)
厳密には、ロフト角が 0.5度、ライ角が 1度違うようです。 後でどちらかに揃えるかもしれません。キャメロンは精度良いとは思いますけど、まずは測ってからですね。
ロフト角:3.5度、ライ角:70°です。
本当は完全に同じもの 2個で揃えるつもりでしたが、せめて色違いにしようかな、と思いまして。(笑)
この少し前のStudio Selectのステンレス色のモデルは2010年に出ているのですが、フェースのミリング跡がここまで粗く設定されていなくてそちらの場合はもう少し平滑でした。
私が購入しました以降の2モデルではフェースに粗いミリング跡が付けてありまして、実はこの粗いフェースミリング跡がボールのディンプルの角で方向がズレる現象を軽減してくれます。 (ディンプルの角の影響は、ものすごく速いグリーンですとか、下りとかのすごく速い時に出やすいです。これも余談ですが。)
こちらが届いた時の状態。
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オリジナルはグリップも色違いの Pistlini という同じタイプのグリップが入っています。
これを再利用できる形で外してもらいまして、私が興味を持っております別なグリップを付けてみて試してみようという算段です。
さて、エースパターとスペックを同じにするための作業があります。
材料はこちら。
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写っているグリップは IOMICのピストル型ミッドサイズですが、これも候補の一つです。
でも割と普通なので使いやすいのは分かっていますが、おそらく違うやつを試す方を優先します。
まずはソールのウエイトを交換します。
取り外したところ。
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けっこうなスペースですよね。
この調整機構があるのがとても気に入って選びましたので活用できて嬉しいです。
入れるのは、ヒール側に 30g (スーパーマン・ロゴ仕様)、トゥ側に18g (魚釣り用の噛み潰しの鉛を内側に詰めて調整して作ったもの)を入れます。
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5穴と6穴と違いますので、専用レンチが 2つ必要なんです。
で、これをマスクして覆っちゃうためともうひとつソールを地味にしちゃうだけのために、昔ながらの鉛テープも貼ります。
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時間が経つと(っていうかあっという間にですが)、光沢もなくなって鉛って感じになりますね。
これはもう大昔から私のパターではデフォルトですので、気分の問題です。 (笑)
ブラックの方も同じ状態です。
あとは最初の方の材料の写真の下の方に写っております、真鍮製のライフルの薬莢みたいに見えるカウンターウエイトをグリップ側に入れます。
これはグリップの中に入れて隠してしまう仕様にするため、無理矢理にフランジ部分をグラインダーで削り落としたりウエイトの一部をエポキシで止めたりしますので、いつも行ってるショップでやってもらっちゃいます。
じゃん!
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グリップを外した後の両面テープの糊が付着して残っている分は、あとで自分でリムーバー使って綺麗に落とします。
ちょっと構えてみまして、ボールも「グリップ無し」でストロークしてみましたけど、いい感じ。 (^^)
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カウンターウエイトは、実に良いですよー。
ヘッドの動きをセンサーのようにより敏感に感じる効果と、自分が握っているグリップ位置に重量を感じることで手首を動かす小さな筋肉を極力使わずに大きな筋肉を使ってゆったりストロークする効果と、重くして球足を良くしたヘッドを実際より軽く感じる(でも本当のヘッドは重いのでボールに対してヘッドの振り子による力がより伝わる)効果と、色んな意味で良いフィーリングをくれます。
最後にグリップ接着両面テープの糊を綺麗に落としまして、
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今のところはこれで終了です。
シャフトの上端の部分に、1mm程度のフランジがシャフト径に合わせて削られて乗っているのが見えますでしょうか?
どのグリップを試そうか、楽しみに吟味しましてトライしたいと思います。
またご紹介します。
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この間の、例のこれ ↓ を試そうか、
画像をクリックで記事にリンクしてます。
それとも、こんなやつを買ってみようか、
画像をクリックでサイトにリンクしてます。
(これもなんかちょっとテクノロジーに興味わきますねー。)
色々と目移りをしながら検討しております関係で、グリップがまだ装着されておりません。 (^^;
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追記 (1/30/2019) :
グリップは、結局こちらに。 → 「ラムキン Deep Etched パター・グリップ」
ものすごく気に入って、2年半経った今でも使っています。
9 件のコメント:
細かいチューンナップ!楽しそうです。
これがですね、エースパターと全く同じなんですよ。
それそれにコンマ何グラムとかの差はありますが、全体で良い感じです。
やっぱり3個は難しいです。カウンターウエイトも結構高くて2個セットなので。(笑)
・・・どのグリップを試そうか、これが問題です。(^^)
当然、同じグリップですね(笑)
いやいや、違いますよ。(笑)
同じグリップは外したやつで、いつでも戻せますけど。
別なグリップを実験するために買ったんですから。(^^;
またご報告します!
あ、そうでしたね。
私だと、自宅とバッグと職場に同じものを置きたくなるところですが(笑)
常に車に入っていまして、どこに居ようと1本で大丈夫なんです。(^^)
(実はオフィスには、本来のエースだったオールド・ピン・アンサー67年が置いてあるのですが。eBayで$700-900ぐらいになってしまったので持ち歩くのやめました。(笑))
問題は、グリップの実験なんですよねー。
練習グリーンでちょろっとやったくらいでは本当のところ分かりませんしね。
何ラウンドかやっててみないと。(っていうかまだグリップ嵌ってませんが。)
カウンターウェイト
前にも書いたかもですが、このウェートはスマートですね。
私のは鉛で調整しています。
日本でも売って欲しい!
大手量販店で聞いてみます。
Green Keeperさん、こんにちは。
MLAも同じ形式のおもりが最初から2つずつセットで付いて来ます。
良心的ですね。
キャメロンは私のタイプではなかった(あまり高いクラブ買いませんので)のですが、この機能に惹かれて選択しました。
中古で状態の良いのを買ったのでそんなにはかかりませんでした。(^^)
このタイプのキャメロン、日本で売ってないのですか?
もしかして別売りのおもりがないのでしょうか?
おもりは浜松のキャメロン博物館あたりで聞くとあるかもしれませんが、きっと純正はすごい高いです。
僕はたぶん海賊版?(待つの長いと嫌なので中国ではなく米国からシッピングされるところで買いましたが)を購入しました。サイズは問題なくぴったりにOリング付きで作られています。
当時全然気づいてませんでしたが...、グリップに埋め込むツアーロック・プロのウエイトのことをおっしゃっていたのですね。
これは本当にお奨めです。(^^)
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