今回も、朝焼け時間の富士山です。
色合いとか、雪の乗り具合、光の当たり具合、雲があれば雲の様子、影、と色々な顔を見せてくれますので、いつみても良いです。
私は特に日の出のころの時間が好きです。
体で感じるスケール感が写真ではなかなか出ないのが少し残念です。
ところでホームコースでまた90オーバー打ってしまいました。(1球目は良かったのですが...) 前日の大雨でぬかるんでいたとはいえ、言い訳にできないほどショットがヒール気味に右へ出て修正が利かず。ちょっと歯車がずれると叩いてしまうホームコース、…鍛えてもらうしかありません。
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先日の練習の時にもやっているのですが、練習場に来てからの第1球目というのは必ずドライバーを一発打つことにしています。
コースでラウンドをするときの1番ティーでの第1球目というはなかなか鬼門で、今日一の当たりがいきなり出るゴルファーは稀じゃないかと思いますし、むしろ思ってもみないミスが出てしまうことも。
しかしながら私の場合はいわゆる「置きに行く」打ち方でドライバーを打つという技量は持ち合わせておりません。
(そういう場面では普段どうしているかというと、3Wで打つようにしています。ただし朝一番の場合はフェースの大きいドライバーの方が無難という風には感じています。)
大ベテランのジョン・デイリーですら、こんなこと↓があるようです。
練習場での1球目というのは、ある意味こういった状況のシミュレーションをする貴重な機会ですので、有効活用しないともったいないという感覚です。
特に今回のように、早朝に練習場に行ったときはなおさらで、都合の良い貴重な練習機会となります。
一般的に、「ラウンド前の練習場ではあんなに良いボールを打っていたのに、1番ホールのティーショットがぶん曲がった。」とかの現象をよく耳にします。
この原因は、a.練習場ではマットなどがありアラインメントしやすいので目標を向いて真っ直ぐに構えやすい。b.練習場で1球目は実はミスしているが徐々にアジャストして良いボールが出ている。c.OB杭や谷など、打ち下ろしの傾斜やドッグレッグ、木など、コースでは視界からくるある種のプレッシャーを受けるが練習場ではそういったものがほぼない。d.競技会などの場合は単純に緊張からくる違い。といったところだと分析します。
そういう訳で、朝の練習はとにかくドライバーを1発打ってから。
ちーと雨降ってるし寒い目だけど...半袖で行くか!的なやる気で。
肩をちょっと回してから、ぶんぶんぶんぶんと体を温める感じでドライバーを何度か振りまして、徐々にゴムティーを叩く感じに。ちょっとフットワークを使っています。
そこからボールをまだ置いていないゴムティーのところでセットアップをして、本気のリハーサルストロークをしています。
普段ドライバーを打つ時さながらに、ルーティンとリチュアルを同じになるように無意識も含めて意識して、「打ち」ます。テークバック直前のワッグル2回も入れて、始動の動作を確認しています。
(実際のラウンドではここまでは自分の番が来る前に終えていまして、ここからが自分の打順が来てから、になります。)
それから初めて1球目のボールをボールカゴの中から取り出してゴムティーに乗せます。
下がってきてボールの後方から目標方向を確認。マットは縁が真っ直ぐな線になっていますがそこを敢えて後方から見ながらスパットを見つけて、ボールとスパットを結んだ線を基準にスタンスを取っていきます。
クラブは右手で持ってボールの後ろにセットしてスタンス位置を決め、縦ワッグルをしながらスタンス幅を整えて、左腰をわずかに右に巻き戻し、あまりハンドダウンしないように力まないように、左手のグリップを無意識に握りなおしながら、(←この辺りが全部リチュアルです) テークバックの準備に入ります。
テークアウエイの始動に注意しながら、ワッグルを2回入れます。
間髪を入れずに始動して、本番のストローク。
(スタンスを取って以降は目標方向を見ることはないようです。)
持ち球のドローではなくほとんど真っすぐのフェード目のボールでした。
スパットの目標方向には出てくれています。
右端に近い方の打席はフェードが出やすいかも知れませんですね。(とはいえこの日後からドライバーを打った時にはドロー系が出ていますので、実はよく分かりません。)
クラブをいつものように58°のウエッジに持ち替えまして、ボール籠に入っているレンジボールをいくらかマットのところに注ぎ入れまして、マット上にボールを一つセット。
そしてボールの手前のところのマットで草擦りの素振りというか本気のリハーサルストロークをします。27yキャリーのイメージです。
まだ朝一の練習し始めということでしっくり来ていない模様で、草擦りの素振りを4回入れています。この時点では、ソールのバンスが地面を叩いて滑る感じを確認しているのだと思います。
そしてボールに対してセットアップをしていきます。
クラブは右手で持ってボールの後ろにセットし、両足を揃えた中央の位置にボールを置く位置でスタンス位置を決め、両つま先を少し目標方向に斜めに向けます。(ですので、すごく右にボールをセットしているようでいて、かかとの位置だと体の中央にボールが来るセットアップです。)
体は動かさずに頭だけ向けて目標方向を確認。
私はウエッジを打つ時にはワッグルを入れません。
その前の草擦りの素振り(本気のリハーサルストローク)のイメージが消えないように、そのままのイメージを維持する感じで実際のストロークに入ります。
両足の膝で調子を取るようにして、ストロークのテンポを大切にすると、打点が一定してミスがあまり出なくなるように感じています。(したがって個人的には短く持つことはほとんどありません。)
ここまでが、練習場に来て1球目と2球目にやることです。
これは私の場合、毎回ほぼ同じです。
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もう一つ動画を撮りました。
ボール籠の中は空になっているようですから、この時点では」もう練習の後半のようです。
打っているのはPWです。
目標は、動画では光っていてよく見えませんがマットのラインより左方向にあります80yの看板の方向にエイミングしています。
1球目が、スリークォーターズ(3/4)のショットで、2球目がフルショット(1/1)です。
この1球目の前に打っていたショットと大きく違うため、体を慣らすための素振りを適当に入れているようです。
そして、あらためてセットアップして本気のリハーサル・ストロークを行っています。スタンスは狭いです。今回は2回草擦りしています。
いざボールにセットして打つ時には、縦ワッグルしながらスタンスしてセットアップ、小さな横ワッグルを1回入れて、素振りの感覚をそのまま出すようにして、ストローク。
いざボールを打つ段階では、「スイング」という意味では何もしていません。
次いで動画の2球目ですが、こちらはPWのフルショットを打っています。
目標方向は1球目と同じ80yの看板の方向です。
こちらもちゃんとセットアップをして草擦りの本気のリハーサル・ストロークを行っています。こちらは1回だったようです。
後方に下がってボールの後ろから目標方向とスパットを確認し、ドライバーの時とほぼ同じルーティンとリチュアルで打っていますが、スタンスした後で顔だけを向けて目標を確認している点が違います。ピンに向かっていく弾道のイメージを頭に描くことが良いのか悪いのか分かりませんが、今はこのルーティンで打っています。
今回の動画を撮った時点では、練習場に出向いたときに適当に三脚を置いて練習開始と練習中の動画を撮っただけで、その時点では言わば「ただ撮っただけ」でした。
意識しない中での自分のルーティンとリチュアルを含めた動きを(分析とまではいいませんが)細かく見ていくことは、今後の改良につなげていけると思います。
6 件のコメント:
こんにちは。かわせみ!です。
自分は練習場への入場は自粛していて余り行かないようにはしているので、行った際は好きなクラブをガンガン打つスタイルで、どちらかと言うとエクササイズ的な位置付けです。
Wさんはしっかりと練習場を活用されてると思っておりますが、ちなみ頻度で言うとどの程度練習場に出向くのでしょうか?
かわせみ!さん、こんにちは。
確かにエクササイズあるいは飛ばすための筋力アップとかに割り切ってしまえば、打ち放題とかにはメリットがありますね。
僕は頻度としてはコースでラウンド前に(12球ぐらい)打つ以外では、練習場には月1行くか行かないか程度です。例えばですが練習場に行ったら記事をアップしてる感じで(今のところ違うところに行くのが多いので)、記事でご覧になった練習場記事の回数ぐらいしか行ってませんです。
でもそれをこんど週1程度に増やそうと思っています。(それを次の記事に。)
神奈川近辺の練習場は打席料が300-500円かかるんです。打っても50球ぐらいの練習だともったいないんですよね。そこで今後は、御殿場の打席料がかからずカードで球数も出しただけ払う方式の練習場が会社の近くにありましたので、そこへ毎週出社前に行く計画です。
せめて週1か2で練習場に行けばもうちょっとショットが安定するんじゃないかと考えています。1回行ったらラウンドで打つ45-50打数ぐらい打とうかと思いますが、12球しか打たない日もありそうです。
練習お疲れ様でした。
本番に即した考えられた練習ですよね^ ^
ふと思ったのですが、スプーンやUTといった長物はあまり打たないのでしょうか?
やはり上級者はショートアイアンとウエッジメインなのかなあ、と思ってます。
やきそばパンWさんは、練習でミスした時にスウィングについて色々と修正はされますか?修正するとしたら、何球か打たれますか?
質問ばかりですいません。
さすらいさん、こんにちは。
私が参考になるのかは分かりませんが、できるだけコースで使うショットをそれなりに実戦に沿うようにしたいと思っています。
スプーンやUTは1球だけの時が多いです。
フルスイングは基本的に9番アイアンでも一緒ですので。
スイングは、もちろんミスが出ていれば修正しようと何回か打つこともありますけど、基本的には1球目がコースでのショットですので、もっと飛ばそうとか、スイングの改造とかはしないです。
スイング改造したい時は、ボール打たずにやります。
そもそも、練習場のマットで打てば打つほどアイアンは下手になると思っていまして。
いいボールが出て飛ぶ時って大体ちょっとダフってる時なんですよね。滑ってボールの下へ入ってスパーンと上げて飛ばしてくれます。
本来ならボールの左側で地面にターフを取っていくのがアイアンの軌道で、そういう軌道で打ちますとマットで気持ちよく打てないと思います。
一方で3Wとかはマットで良いボールが出ればそれで大丈夫だと思います。
今度また練習風景を記事にあげてみます。
レンジの1打目は、非常に貴重ですね。私も1打目はいきなりドライバーです。一応もう1球だけドライバー打ちます。これは1球目との差をみるためです。わずか1球ですが、すでに補正が入るのが分かります。餅玉傾向を確認するのに1打目だけが有用なことが分かります。(私のスイング練習はあくまでも日常の素振りです)
Dで2発打った後は、長い方から順に下がっていきます(TUで1回、マットで1回で次のクラブに移る)
ウエッジまできたら、CLとCH(某ブログ参照)を飽きるまで反復します。その後色んな番手のハーフショット類をやり・・・
その後、実際のコースを想定して脳内Rします。ミスしても打ち直しは絶対にしません。ちゃんと林から出したりします(笑)
時間が残れば、WWのCHCLをさらにやります。
syoballさん、シェアしていただいてありがとうございます。
脳内ラウンドは良いですね。
いきなり始めるのではなくて、長い方から打っていって、ウエッジにたっぷり時間を取って、その後に脳内ラウンドされるということは、ウエッジのところまでがラウンド前の練習のイメージなのですね。
私もラウンドで使うショットの「確認」が練習場で行うことになります。
1/2ショットの距離感、3/4の距離感が基準にしている大きさ・力感になっているかどうか。
1/1フルショットが基準通り飛んでいるのか、あるいは多少飛んでいないのか。無理に飛ばそうとはしません。打っていく中でトップだとかダフリだとかが出るようなら、そこは原因を考えます。一方例えばトップ目で低いボールが出るようなのは、ラウンドでも繋いでいけますから許容範囲と思っています。
特に脳内ラウンドはしませんで、最初のドライバーのあとはウエッジを打つことが多いです。
でも基本は1球か2球ずつです。2球目を打つときは、1球目がスイング的なミスなのか、状況的なミスジャッジだったのかの確認ができるからです。syoballさんと同じ理由ですね。
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