1/25/2011

コース・レイティング by SCGA


日曜日にバック9を練習に行ったときちょっと風邪気味だったんですね、例によって子供からもらいまして。

で、出掛けにリキッド・タイプの市販の風邪薬(Theraflu)ってのをグッとキャップに一杯飲んで出かけたんですよ。
25分ぐらいの運転で現地到着する間、胃がかーっと熱いなぁなんては思っていたんですが。

2ホール目の11番では4フィート(1.2m)ぐらいのパットをカップの左縁狙いで打ってリップ・アウト、外れたボールが軽く10フィートは行ってしまうとんでもないノーカン・パット。

3ホール目のティーでは、2番手でティーショットをしようかとポケットを探りつつ、「あ、あれ?」「ちょっと先に打ってて。」って言って無くしたティーを取りにバッグに戻ったんですが、いつもの反対側のポケットに入ってただけでした。

マークしようとしてボールは落とすし、ティーグラウンドにパター抜いて持ってたりしましたし、どうもねー、酔っ払い状態だったみたいです。(笑)
(自分でも「まさか。」と思いますが、どうやら。)

ああいうとき、ドライバーはけっこう上手く飛んでいくもんですね。
でも、チップショットとかパットとか、しっちゃかめっちゃかです。(^^;


日本ではお昼にビール飲んでプレーなさる方が数少なくなくいらっしゃいますが、すごいなぁ、とあらためて思った次第。

私はいくら1ティースプーンの分量とはいえ、運転前にリキッドタイプの風邪薬を飲んではいけないなぁ。 と認識したのでした。


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なかなか見る機会のないビデオがメールされて来ましたので、みなさんにもご紹介いたします。

SCGA、南カリフォルニアのUSGA傘下の組織で、ゴルフコースのレーティングの評価を定期的に行っているコミッティーのお話です。

日本ではまだ導入されていなくて馴染みが薄いのですが、米国では全国的にスタンダードになっているスロープ・レイティングのお話は、私の記事でも何度か取り上げてきましたし、ラウンドをするたびに計算もしています。

ご参考記事 ->  「ベストスコアの不思議


SCGAでのスロープ・レーティングの導入は、1987年だったんですね。
システムとしては、私が思っていたよりも新しかったんですねぇ。


繰り返しになっちゃいますけど、スロープって言うのはボギー・ゴルファーを対象にしたコースの難易度を表した指標です。


コースレートだけですと、スクラッチ・プレイヤー(少なくともハンディ4以下ぐらい)を対象にした指標になりますから、難しいコースも易しいコースも私のようなアマチュアには大して変わんない2-3打しか違わない数字が並んでますから、指標としてはすごく実感湧きにくい、使いにくい数字になっちゃうんですよね。


スロープは、ボギー・ゴルファーに有用な指標に設定されています。
なんとも半端な(笑)、113を標準に55~155までの数字で設定されますが、実際には55~99って数字はあまり見ません。


私が受ける感覚的に言いますと、110を切るのはよほど桁外れに簡単なコースかいわゆるパー3ばかりの(日本でいう)ショートコースに100以下の数字が並ぶけど、普通のコースにはつかない数字です。


111-119ぐらいのコースはすごく易しい癒し系コース。
120-124ぐらいは隣のホールもセーフなムニシパルの箱庭系コース。
125-135ぐらいに大半のコースは入りまして、128を超えるコースはなかなかタフな難しめ、
130台のコースというのは、難関コース。
140を超えるとなると、超難コース。


って言うのが、私のイメージです。


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で、こちらがSCGAから送られてきました、コース・レーティングに関するページのURLです。




非常に楽しげな感じのビデオがリンクされていますので、是非ご覧になってみてください。

考えて見れば当たり前なんですが、ただラウンドするわけじゃなくって、評価システムに基づいていろんな項目を測定・評価していくんですね。

今回ビデオに出演しているのは、ダグとマットのお二人ですが、基本的にはボランティアのトレーニングを受けたスタッフ・メンバーが、各コースを次々に評価していくのだそうですよ。


USGAからの要請で、各コース、少なくとも10年以内に1度は再評価をされなければならないことになっているそうで、SCGAでは7-8年に1回はどのコースも再評価がされるように計画して活動をしているそうです。


コース・コンディションは、良いシーズンの良い時期を想定してコースレートおよびスロープを評価するそうです。
全コースを最高のシーズンだけにチェックするということは不可能なので、その辺りは割引したり割増したり、調節する手法のノウハウがあるらしいです。

同じ南部カリフォルニア州内でも、例えばパーム・スプリングスにあるコースなんかは夏は40度をはるかに超えてゴルフになりませんから、ベストシーズンは冬になります。 今時が最高なんですよね。


指が凍えて感覚が麻痺しちゃうような日のラウンドは、ある程度スコアが悪くても当然なんですね。
あくまでも、コースレート&スロープは、そのコースのベストシーズンのコンディションを想定している、という観点からのお話ですが。


楽しいビデオですから、是非ご覧になってみてくださいね!


1/22/2011

パッティングの極意


・・・を、私が知っているはずもなく。(^^;
わはは。

しかしながら、ちょっと目からウロコかも知れない事実がありまして、それを書いてみようと思います。


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私が旧GDOでのブログを始めるよりも前、「ゴルフ上手くなる方法ないかなー。」と思って見ていたブログに、Kidさんという方の「★究極のレッスン★」という、老舗の人気ブログがあります。(有名だと思います。)


クリックでKidさんのブログへ。


で、もったいないことにその頃に読んでいたにもかかわらず当時は、全く ピン!と来ておりませんで、・・・本当にもったいないことでした。(x_x)

が! 今になって読み直し、パピーン!っと来てしまった記事が、こちらです。


風に向かって ⑤ ~ 39歳 怒涛の上達 ~


Kidさん(Toshi Hirataさん)のレッスンは、体系的に語られていまして、決してこうして切り取って ご紹介するようなものではありません。
ですから、Kidさんのサイトで詳しくさかのぼってお読みになることをお勧めします。

もしご存知でなかった方のために申し添えますと、
日本からアメリカに乗り込んで勝負なさってきたKidさんが、アメリカン・メソッドのゴルフをご自分自ら消化なさって、それをみなさんに日本語でお伝えしようというブログですから、目から鱗が落ちる記述がたくさんあって、ものすごく読み応えがあります。

読み返すことはきっと苦にならないことと思います。(^^)


パッティングに関する記述はそう多くはありませんので、失礼を承知で、ひとつのとても印象的な記事を切り取ってご紹介してみました。

この記事の後半に、その以前 Tommy Armour Tourに参戦されていた頃のKidさんが経験なさった、「ボールスピード」に関する逸話がしたためられています。

まずは、心してお読みになってみてください。



そしてこの記事の後半部分というのは、実はKidさんの08年3月のこの記事の再録です。(同じ文章です。)

パッティングの秘密


この記事にコメントを寄せているみなさんも、あまりピンと来ていらっしゃらないようすです。

私も読んだ当時、ちんぷんかんぷんでした。


「技術的な問題はないはずだ!」
「精神的にも負けてはいない」
「なのに何故?!」


・・・


「俺のパターのどこに問題があるんだい?」

彼は考える事なく答えてきた。
「技術的問題は全く無い完璧なストロークだ!」

「問題はスピード」

「???」



~ ~ ~


その後しばらくこの件に関しては音沙汰が無くなって・・・、


約1年後の 09年の5月になって、

ボールスピード創り」 というシリーズがアップされます。

ご興味が湧いた方は、この連載を読み進めてみると良いですよ。


そして、ボールスピード創り シリーズの最初のこの記事に、

>古いホール跡を探し、2mぐらいのパットのライン上の50cm後方にコインを置き、そこにボールを集める練習をせよ。

と書かれています。


自分のパッティングのスピードを作るための練習です。


ラインは一つでいい。
一番大切なのは、パッティング・ストロークに自分のスピードを作ること。

自分のボールスピードを持ち、いつもスピードを変えずにストロークすること

自分自身のパッティング・ストロークはシンプルに保ち、ボールスピードを一定にし、それを指標に持つことで・・・、

逆にグリーンの速さや傾斜の方の変化に対して、結果をフィードバックすることで経験をデータとして積み重ねてゆく。


ここのニュアンスが、今になってようやく理解できてきました。
(・・・と、思います。)

蛇足を承知で申しますと、曲がるラインを3つの違ったラインでカップにホール・インさせる程の技を持つKidさんが、あらためて「ラインは一つでいい。」とおっしゃってる訳です。



私が以前書きました記事に、「パット数減にとても効率的なパット練習」 というのがありましたが、バックグラウンドの考え方は同じです。

50cm後方のコインは、17インチ後方で止まる「オプティマム・スピード」と 5-6センチしか違いません

私の作ったダミー・カップと、古いホール跡は同じです。(^^)




実は「パッティング・バイブル」のデーブ・ペレツも、「パット・エイミング教本」の細貝さんも、最適ラインはひとつでいい。 と、共通して分析なさっています。

一番カップインの確率の高い(オプティマム・スピードの)ラインが物理的に 1本なのですから、なにも複数のラインを使い分けるような、ボールスピードのコントロールを乱す要因になることをする必要はない、ということなのですね。


一番最初にご紹介しましたKidさんの記事にありますように、日本では(プロでさえも)繊細で器用な日本人の本来は長所というべき特性が故にパットを複雑にしてしまい、結果としてプレッシャーやグリーンのバリエーションなどの局面に対応出来難くしてしまっているようです。


ペルツも、パッティング・バイブルの中で 「(特に練習に於いて、そしてラウンドに於いても) もっとも重要なことは、フィードバックをかけることだ。」と述べています。


また、グリーン上では様々な距離を打ち分ける必要があるというのに、「同じボールスピードで打つ」という表現はおかしいのではないか? という疑問も湧かなくはありません。

しかしこれは、デジタルパットでボールを転がす距離コントロールが非常に正確なノリさんが表現していらっしゃいます、一定の緩やかな加速度で打つ、ということに同義であろうと思ったりする次第です。



以上の「同じボールスピードで打つ」という考え方は、強弱を使い分けて同じカップに対して複数のラインでカップインすること自体を否定するものではありません。

あくまでもカップインの確率を最大にした最適のライン及び強さは一本でよい、ということに基づく、自分のパッティング・ストロークの、しっかりした自分のボールスピードを持つ、ということだと思うのです。


デーブ・ペルツの「パッティングバイブル」には、ボールスピードならびにタッチを作るパッティング・ドリルがいくつも紹介されています。

米国のスクールでは、こうした数々のスピード創りのパッティング・ドリルが日々コーチングされているのでしょうね。


1/19/2011

グリーンの高低差を読む。


昨年末に倒産の申請をして売りに出ていたYes! Puttersを、Adams Golfが買収しましたですね。
http://www.mygolfspy.com/adams-golf-buys-yes-putters-auction/

昨年9月のフェデックスカップでジム・フューリックがYes!のソフィア・パターを$35で買ってプレーオフに勝ち 1,135万ドル(約10億円ぐらい?)を獲得したことを記事にしましたが、あの時も中古でしたもんねー。

買収額が、150万ドル。 負債が260万ドルぐらい?
ジム・フューリックが買うってわけには・・・ 行かないんでしょうけどね。 (^_-)


(PumaがRife Putterを買収するのも、もうすぐだそうです。)


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これは、「2段グリーンは上の段を狙え?!」という記事の一部焼き直しのような形になります。

2段グリーンが一番わかり易いので、前回そのグリーンの段差を目測する方法をちょっと考案してやってみた記事をアップしたのですが、それを見た「パット・エンミング教本」の著者、細貝隆志さんから、「指を使って測るのは良いアイディアだが、DMMPパターグリップのような感じで、パターに粘着テープで印を入れたらどうか?という非常にナイスなアイディアをいただきました。m(__)m

指が太ると距離感が変わってしまうのではちょっと原始的過ぎましたですね。(^^;


もうちょっと測量的にやってみようじゃないか?ということで、自分なりにアレンジしまして、できるだけさりげない方向性で、と思いまして、編み出しましたよ!


私がもともとパター・シャフトに貼っていた、鉛テープを利用する方法です。


まずは、こちら。

画像をクリックで拡大します。


写真のガラス・ブロックは、それぞれがぴったり 1フィート四方で出来ています。
(余談ですが、これは私のオフィスの外側です。(笑))

私が好んで使っております鉛テープは、実は幅がぴったり 1/2インチで出来ています。(日本で買った日本製なんですけどね。)

腕を伸ばしパターをプラムボブのように吊った状態で視認しまして、この二つがぴったりに重なる位置は、私の歩幅で15歩の位置でした。

同様に、前後に歩いて探してみますと、1/2インチの鉛テープ2枚がガラス1枚(1フィート)に重なるのが8歩、1インチ(鉛テープ2枚分)がガラス3枚(3フィート)に重なるのが、22歩の距離に立ったときでした。 ( ← 後に、7.5歩と22.5歩が正しいと判明。)

つまり、(私の目の位置ではなくて)パターを吊るす位置で考えますと、それぞれ7歩、14歩、21歩の距離で、比例していますから大体こんなもんでしょう。 ( ← 正しくは目の位置から比例します。)


かなり正確な測量準備、ばりばりOKです。 (^^)



実際のグリーンへ行きますと、前回の記事のような分かりやすい2段ではないので、いろいろと試行錯誤する必要が出てきます。


例えばこの練習グリーンの写真のようなラインの場合。

画像をクリックで拡大します。


幸いに、木の影がグリーン上に落ちていますので、写真でもなんとか傾斜がうかがえますね。
傾斜が緩やかですと、段差が分かりにくくなります。
それから、段差が斜めだったり、うねっていたりしますと余計に分かりにくくなります。


そしてそれよりも以前の問題として、段差の高さを目測するには、グリーンの外に出るなどして、目線をグリーン面に近づける必要があります。

画像をクリックで拡大します。


目線を下げますと、けっこう段差が見えてきますね。(遠くなりますが。)
旗の根本(カップ)は見えにくくなって来ますので、分かりやすくするためにカップの横にもうひとつのボールを置いておきました。
(拡大して見てみてくださいね。)


それで、これを15歩下がった位置から見た写真がこれです。

画像をクリックで拡大します。


本当はね、もう少し低い目線で構えて写真を撮りたかったのですが、この練習グリーンの周りは割と平坦なので、無理でした。
多少の誤差を承知で写真を見ていただけますと、高低差が鉛テープで約1枚半(1/2 + 1/4 = 6/8インチ)に当たっていることが分かります。

換算で言いますと、1.5フィート(約45cm)の高低差がある訳ですね。

この見積もりが大体合っているとしますと、細貝さんの「パット・エンミング教本」にあります「1/10法」に照らし合わせまして、15フィート分、上増ししてストロークすれば良い計算になります。

15フィート(約4.5m)って言うのは、私の歩測で言いますと 6歩半ぐらいです。

ですから写真の約11歩のパットは、段差の手前部分の登りも計算に入れまして、約18歩の強さで打てば良い計算になりますね。


細貝さんに別なメールで教えていただいた解説に拠りますと、グリーンの高低差を見る場合には、グリーンの外から16メートル尺度を基準に高低差を見るようにし、さらに目線を下げて8メートル尺度を基準に細かく読み直すニ段構えが良いのだそうです。
さらに場合によって4メートル尺度なども場合によって組み合わせると良いとのこと。
(ご参考方。m(__)m)

もちろん、通常のパッティング感覚では非常に読みにくい、高低差の大きな傾斜の強いラインや2段グリーン(or 3段グリーン)の時のみに行えば良いわけで、プレーの遅延には全くつながりません。


(ひとつ、まだ私も検証中の事象がありまして、15歩下がるってお前、どこから数えて15歩下がったのよ?っていう問題があります。 短い段差なら仰角も小さいですしまぁ目線を十分に段差の高さに合わせていれば段差内のどの辺からでも問題は少ないと思いますが、スロープ部分が長い場合も含めて今後の課題として最適化して行きたいと思います。)


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で、ですね。

「換算がめんどくさくてワケ分かんなくなっちゃう!」ってご感想はあろうかと思うんですよ。
(決してどこかの某8さんを名指ししているわけではありません。(^^;)

実は私自身、ちょいとそんな感じもありますのです。



それを見事に解決してしまうのが、こちらです。

名付けて、「パットの強さ測定用スーパー鉛テープ yspz式セットアップ」。
(↑ 名前付ければいいってもんじゃ無いんですけどね。(笑))

画像をクリックで拡大します。


是非、拡大して詳しく見ていただきたいのですが、シャフトのステップの下の位置から、1/2インチ幅の鉛テープを3枚と、半分の 1/4インチ幅に切った鉛テープを1枚、写真のような位置で貼ります。

一番上のテープ 1枚はステップの下から1/4インチ下がった場所に。
続けてくっ付けてもう 1枚。

さらに 1/4インチ間を空けてもう 1枚。

最後に 1/8インチの間を空けて 1/4インチ幅のテープを 1枚貼って出来上がりです。


写真の、シャフトの右側に入っている数字は、全部 1/8 ~ 16/8 (16/8はつまり2インチ)と言う風に、分母を1/8に揃えて、分子の数字だけ書いてあります。

換算は一気に忘れてすっ飛ばし、段差を測ったときに示すこの右側に出ている数字をそのまま歩数分にして、打つストローク幅を足し引きすれば良いようになっているんです。

ものすごいシンプルですね! (^^)

ただしこの数字をそのまま使うには、14歩離れたところから段差を見ることが条件になります。

(仮に7歩の位置から見て使うときには、この数字の半分で足し引き(21歩なら50%増しの数字で足し引き)することになりますが、実際グリーンに行ってみますと、14歩(約10m)以上は離れた位置から見ないと段差の認識がしにくいです。)


これで段差を見て、例えば段差が「7」の幅だったとしますと、歩測した歩数(例えば11歩)に登りなら+7歩、下りなら-7歩して(それぞれ18歩、4歩になります。)、打つストロークの幅を決定するだけです!



***

私の歩幅はちょっと半端な70cmですので、これをフィートに直した場合、例えば10フィート分強く打とうと思った場合、10フィート = 約3.048m、・・・これを ÷ 70cmで、大体4歩(2.8m)か。

という暗算をしていたわけですが、実際には4歩ですとちょっと足んないですよね。

2.8mと10フィートの誤差は、2.8/3.048 = 0.918で 約92%程度です。 


一方これを補正するために、本来15歩で測るところを14歩で測りますと、14/15 = 0.933で、これが 約93%なんですね。 その分、数字が大きく出ます。
(同様に、7.5歩は7歩、22.5歩は21歩で代用しますと、これもそれぞれ約93%になります。(^^))

今度は、ほんの1%の差しかありません。


ですから、14歩の距離からこのパターで測り、目盛りの数字をそのまんま歩数にしてストロークの加減を決めれば良いというわけです。

***


我ながら、ビックリするほどシンプルなツールが出来ました。(^^)
画期的です。 (←ひとりで悦に入る。)


上の4枚目の写真を見ていただきましても、普通のパターでプラムボブをやってラインを読んでいるようにしか見えませんでしょう?(笑)
(って言っても、大概しゃがんでいるかも知れませんが。)

そんで持って、暗算で計算する必要もなし。
目盛りを読んで、その分を打つ歩数に加えたり差っ引いたりするだけです。


これを使って、実際のグリーンで試してみて、グリーンの高低差を読んだのと実際打った結果がどのくらいの差が出るか、経験値データを積み上げて補正を入れていこうと思ったりしてます。(^^)


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追記訂正です:

いつも私のブログにコメントを下さるtrimetalさんから間違いのご指摘をいただきました。

ひとつは、(8歩の位置から)

☓ 鉛テープ1枚がガラス2枚
◯ 鉛テープ2枚がガラス1枚

という書き間違いで、こちらは本文修正済みです。(^^;


もうひとつは、

パターの位置から見ると、7歩、14歩、21歩となって比例すると言う記述になってますが、目の位置と鉛テープの固定三角形として、目の位置からターゲットのガラスブロックまでの距離を変えた場合に、目の位置を頂点とした三角形の比例計算ですので、パターの位置ではなく、目の位置からターゲットまでの距離が比例するのが正しい論理かと思います。
ですので、この実験では、15歩が正しいとすれば、その前後の歩数はそれぞれ、7.5歩、22.5歩となって、0.5歩程度の誤差はありますが、概ね正しい結果だと判断できます。


という物理的にもっともなご指摘です。
(↑ ちゃんと考えてから書こうよ、Zくん。 と素直に思いました。(^^;)

実際には写真をとった15歩(そして補正用に14歩で使う)をメインに使う予定で(写真を取るためにも)なんども歩測しましたが、

8歩と22歩は実測しましたもののあまり丁寧ではなかったようです。(^^;
(っていうか、最初っから計算で出せばよかったんですよね。(x_x))


trimetalさん、私のそそっかしい記事に、いつもありがとうございます。m(__)m