ここは、3年前にラウンドして記事にしています。
南カリフォルニアにありながら、スコットランドタイプの本格リンクス・コースのデザインで、コースじゅうに巡っている細いクリークも、ここでは「バーン(Burn)」と呼ばれます。
The Links at Summerly
http://www.linksatsummerly.com/
私の好きなコヨーテ・ヒルズというコースを、ペイン・スチュワートと一緒に設計したカル・オルソンのデザインです。
(クリックで、リンク先の大きな図が開きます。)
このコース、3年前に行ったときにはまだ出来たばかりでした。
比較的新しいコースで、車のGPSには登録されていなかったりします。
まだ3-4年だというのに、マネジメントの会社が変わるとかで、今回はキャンペーン中。
わずか$29でカート付きでラウンド出来るとあっては、行かなくては!!ってことで、友人たちと3人で行ってきました。
各ホールのキレイな写真。
↓
http://www.linksatsummerly.com/index.php?page=tour
コースのあるレイクエルシノアという場所は、内陸で夏場は非常に暑く気温は104°F(華氏)ぐらいまで上がります。
そういう訳で、朝6時前のスタートタイム。
暑くなる前にラウンドを終えてしまおう作戦です。
まぁそうじゃなくっても私はいつも早朝ラウンドが多いですが。(笑)
以前のラウンド時の写真を見ていただきますと、見渡すかぎりフラットでバーンがどこに走っているのかもヤーデージブックをよく見ないと分からない様子が伺えるかと思います。
(実はすぐ先にバーンが横切ってます。)
青ティーからは全長6,741y、レイティングは73.1/135ですが、打ち下ろしが無い分、長く感じます。
といいますか、2打目の距離感も景色が普段とあまりに違うので戸惑いますが。
(ちなみにフルバックの黒ティーからですと、7,012yの74.1/142となります。)
上の写真は2番ホール526yのパー5の2打目地点ですが、ティーからの写真はこんな感じです。
画像をクリックで拡大します。
プレーするには十分な明るさですが、写真に撮るとまだ暗いですね。
このホールはグリーン前30y付近にも、もう1本バーンが走っていて、2打目もキチンとレイアップする必要があります。
私は、3打目を奥にこぼし、バンカー。
寄せきれず、ボギーにしました。
次の写真は5番ホール383yのパー4です。
画像をクリックで拡大します。
フェアウエー正面に、横に大きな右のバンカーが食い込んでいます。
これを越すにはキャリーで258y打たなければなりません。(ちょっと私には無理。)
フェアウエー左サイドのバンカーまでは手前の縁に届くのに260yで、2つのバンカーの間はティーから見ますとかなり狭い5yぐらいに見えます。
右バンカーの手前、228yより手前にレイアップしておくのが正解ですね。
しかし我々は全員ドライバーを打ちました。(x_x) (笑)
私のボールは2つのバンカーの間を狙って打ったのですが、もろに右のバンカーに向かっていってしまいました。
バンカーを越えた急斜面にボールが止まり、残りは約135y。
まともにスタンス取れませんし、まともに振り切れませんが、7番アイアンでできるだけ打ち込んでみました。
結果はグリーンには15yほどショートです。
ポテトチップ・グリーンを寄せきれず5歩(約3m半)を残し、上手く打ったパーパットですがひと転がり足りずに2インチショートしてボギー。
すごく滑らかな速そうなグリーンですが、水を撒いたばかりだからでしょうか、この日はパットを何回かショートしました。
次の写真、7番ホールはたった300yしかない短いパー4で、ハンディキャップは17。
サービス・ホールのはずですが、どうしてどうして。
画像をクリックで拡大します。
各ティーイング・グラウンドの間には、ウエスト・エリアの砂利が入り込んでいて、なんだか教会のように見えます。
ここのティーショットも上手く打てました。
このコースではボールがよく転がりますから、私の低めの弾道のドロー系のボールは、いつもの(同じくらいの飛距離の)友人2人のドライブよりもかなり先に行くようです。
グリーンの前にはバーンが走っていまして、グリーン左からフェアウエー方向に振り返るとこんな感じになっています。
画像をクリックで拡大します。
バーンが写真の右から左へ走っているのが見て取れますでしょうか?
右の方に、バーンの一部がパックリ口を開けて見えますよね?
バーンの手前に200yぐらい打ってレイアップし、2打目は100y勝負になるのですが、グリーンの手前が砲台になっていて、しかしグリーンは奥に向かってグッと下っているんです。
私も友人も、2打目でグリーンをヒットしましたが、奥も奥のすんごい奥。
登りの21歩(約15m)だったんですが、2mもオーバー、返しを惜しくも外して3パットしてしまいました。
最後の写真は12番ホール(416y、パー4)のグリーンです。
画像をクリックで拡大します。
ここはドライバーも、2打目のユーティリティーの4番もなかなか上手く打ててグリーン左の8歩(約5m半)にオンしましたが、このパットも距離ぴったりで上側につけて入らずパーでした。
木が無くってのびのび打てるのもありますが、ティーショットがブレてフェアウエー左右のバーンまで行くことはありませんでした。(^^)
スコットランド・スタイルとは言え、全然寒くはありませんしこの日は風も強く入りませんでしたので、比較的易しいコンディションだったんじゃないかと思いますが、なかなか思うようにはスコア出来ませんね。
あまりアップ&ダウンが決められなかったのが痛かったと思います。
もうコースもかなり思い出しましたし、キャンペーン期間中にもう一回行きたいと思ったりしてます。♡
それではいつものラウンド・スコア記録です。
青ティーのコースレート/スロープは73.1/135、パーは36・36=72です。
1 4 - 0 7A
2 5 △ 0 8AL-②
3 3 - / 6A
4 4 - 0 8AS
5 4 △ 1 5S
6 5 - 0 ②
7 4 △ 0 U21AL-3A- (3パット)
8 4 △ 0 4B
9 3 △ 3 ©(10)(池)
10 5 △ 2 D6S
11 3 △ / U6A (23)
12 4 - 0 8A
13 5 □ 2 DD16B-①
14 3 - 0 UD12B-①
15 4 - / 9A
16 3 ◯ 0 ©(18)
17 4 - 0 D18AL-①
18 5 △ 0 4S
41(16)・40(16)= 81(32)
グリーン周りやグリーンにはアンジュレーションが付けてありますが、コース自体はフラットですので距離を確認するにはもってこいだと思い、今回はタイトリストの690.MBを持ち込みました。(^^)
飛距離的には大体、X-tourとほぼ同じ感覚でした。
ちょっとフック気味に入る傾向はあったかもしれませんが、まぁまぁ許容範囲でした。
9番のパー3は228yですが、この日はティーが少し前に出ていて約205yぐらい。
U2で打ちましたが、右に出てフック気味のボールでした。
戻りきらずにグリーン右の斜面にキック、池に入ってしまいました。
(本来パー3にDAPスコアは書き込んでおりませんが、一応「3」で入れておきました。)
ラテラルからドロップしてアプローチしましたが、グリーンオーバー。
そこから打ったチップショットが飛び込んでくれてボギーで済みました。
16番は185yのパー3で、飛距離的には十分かと思ったショットが右手前にショート。
そこからPWでのチップショットがラインに乗って転がって入ってくれました。
この二つがチップインしてくれたものの今日はチップショットがあまり寄ってくれなかったためにアップ&ダウンがあまり決まらず、グリーン周りは思うように行きませんでしたねー。
ドライバーは、DAPスコアが付いたホールは3つともフェアウエー・バンカーがらみで、概ね酷い曲がり無く打てました。
ちょっと心残りだったのは、パー5にはどれもバーンがあって、3+Wを使う機会が無かったことです。
4番の435y、8番の447y、17番の440yと、どれもDRが上手く打てていて、2打目はユーティリティーで済んでしまいましたこともありまして。
3+Wの出来の確認は、次のラウンドに持ち越しです。(^^;
12 件のコメント:
本当に、すごくフラットなコースですね。
でも、距離が長い!
2番ホールは526yもあるんですか?!
パー3も228yだなんて、長いナァ~。
木によるトラブルはないけれど、
スコアーをまとめるのも、このコース難しい
みたいですね。
個人的には、もっと木の多いコースが好きですね。
Posted by:スノーマン at 2010年07月27日(火) 17:08
広大すぎて、一体どこに打ったらいいのぉ?
ヤーテージブックか、コース経験者同伴必須ですね
アメリカのコースでリンクス風って珍しいですね。でもヤッパリこの広大さがアメリカだと感じます。空の青さもね
Posted by:Miho at 2010年07月27日(火) 18:36
スノーマンさん、こんにちは。
距離はもっと長いコースがたくさんありますけど、ティーも持ち上がっていない感じだと飛ばなく感じて長く感じますね。
友人達はドライバーの弾道が高いので余計にそう感じたみたいです。
あと、ここにはファースト・カットのラフというのがありません。
フェアウエーが続いた外側は背の高いフェスキューかバーン(と芦)になっています。
ですから、落しどころは狭くはないんですよ。
私のボールは低くてフック回転していてよく転がるのでちょっと助かりました。
Posted by:やきそばパンZ at 2010年07月27日(火) 23:51
Mihoさん、こんにちは。
>広大すぎて、一体どこに打ったらいいのぉ?
ホント、そんな感じなんです。
慣れないと、エイミングしてセットするのが難しかったりします。
それとおっしゃるとおり、高低差がないとハザードが見えないので、ヤーデージブックをよく見て打たないと掴まります。
私はラウンドするの3回目でしたし、ヤーデージブックを持ってましたけど、カートに付いているGPSが距離が表示されるだけのタイプで、友人たちは非常に戸惑っていました。
あと、普段と景色が違いますので距離感が狂います。
まぁGPSの言うとおりの距離で打てばいいんですけど、見た目の距離感はけっこう違いますですね。
この手のデザインは、この辺りではここだけだとおもいます。
非常にユニークです。
Posted by:やきそばパンZ at 2010年07月27日(火) 23:52
ここはドライビングレンジとチッピングエリア、練習グリーンが素晴らしいです。家の近くだったら毎日行きます。
Posted by:サンディエガン at 2010年07月28日(水) 01:54
サンディエガンさん、こんにちは。
例によって早朝のスタートでしたので、レンジでウォームアップ出来ませんでした。
スーパーインテンダントさんが、我々のホールアウトを待ってグリーンにスプリンクラーで水を撒いたり、逆に撒かれた直後だったりで、追いかけっこでした。(笑)
早朝ラウンドではよく、プレー中にカップ位置が変わったりもします。
私もこのコース、近くだったらもっと頻繁にプレーしたいところです。
Posted by:やきそばパンZ at 2010年07月28日(水) 04:54
信じられない風景ですね。
日本ではお目にかかれないコースだと思います。
こんな綺麗なコースが$29・・ビックリ価格です。日本で平なコースだと、河川敷か名門コース?と言う印象がありますね。名門コースは概ね林でホール毎セパレートされていますので、広々感は比べ物になりませんね~。
Posted by:ノリさん at 2010年07月28日(水) 05:10
アメリカでリンクスコースって珍しいと思ってましたが、The Links at xxxという名前のコースが結構あるのですね。
私が何度か回ったNYのコースは、The Links at Union Valeって名前だし、NY近辺にもう一つ同様の名前のリンクス風コースがあるのを聞きました。でも、本当のリンクスじゃないんですけどね。
超フラットなコースは本当に距離感が掴めません。近くに見えて全く距離があったりします。最近はGPSが使えるので、感覚のズレは機械で補正できますが、日本で始めて河川敷を回ったときはショートしまくりました。
Posted by:trimetal@CT at 2010年07月28日(水) 11:04
Zさん、、、こりゃ凄いデスね、、、
お近くにこの様な場所があるなんて、、、びっくり
ボクは伊豆の高原にある伊豆GCで同じような場所を経験した事があります、、、
わが社の同僚で、英国経験者たちは一様に、ほんとのリンクすって「どっち打つの?」だそうです、、、そんな中で、、、凄いデスこのスコア、、、
ボクも頑張んないとね、、、
Posted by: ジャック♪ at 2010年07月28日(水) 11:46
ノリさん、こんにちは。
確かに広々感はあります。
で、一番上のレイアウト図を見ていただきますと、これが各ホールそう広々でも無いことがお分かりいただけるかと思います。
しかし、フラットなので前方の造形があまり見えないんですよね。
コースのウエブサイトの写真も、各ホールやや上空から撮った写真が載ってます。
週末$29は、今回マネジメントが変わっての特別価格ですが、逆に言いますと、この辺りのコースは朝も9時半を過ぎたあたりからガンガン気温が上昇し始め、104度くらいにはなりますので、どちらかというと夏がオフシーズンになって来ます。
パームスプリングスやラスベガスも同様で、シーズン中は$100-$300しているコースが夏場は$25-50ぐらいになったりしますが、とてもゴルフ出来る温度ではありません。(たまにやりますけど。(笑))
このコースはすぐ隣がシングルAの野球場で、その向こう側に大きな湖があります。
今は幸いに治水出来ているといいますか、逆に水が足りなくて必死でコロラド川から水を引いていますが、何十年かおきに逆に洪水にもなったりしていて、もしまた起きたらコースが沈むような気がします。
東京都民ゴルフ場は、けっこうなリンクス風情じゃないですかね。
Posted by:やきそばパンZ at 2010年07月28日(水) 12:58
trimetalさん、こんにちは。
LAにもけっこう古いコースでリンクス・アト・ビクトリアってコースがあります。
ずーっと前に記事を書いてますが、こちらは初心者にやさしい簡単なコースです。
とはいえ、ここまでリンクス風では無いです。
バーンも石の橋も無いですし。
ホント、距離感って景色で違って見えますよね。
ここはフラットなんですけど、コブコブにしてあってどっちに跳ねるかけっこう運任せな面もあったりして、けっこうリンクス風味のコースです。
Posted by:やきそばパンZ at 2010年07月28日(水) 12:58
ジャックさん、こんにちは。
少し上空から撮られた、こちらの写真を見ていただきますと、
(本文中のリンクと同じです。) ↓
http://www.linksatsummerly.com/index.php?page=tour
これはなかなか米国には無いタイプのコースだというところを感じていただけると思います。(^^)
ホント、初めてですと、「で、どっちに打つの?!」状態です。(笑)
Posted by:やきそばパンZ at 2010年07月28日(水) 12:58
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