5/04/2012
G-Check w/50
そういう訳で、この間のラウンドで2本のドライバー比較の他に試したかったアプローチをちょっとメモしておこうかと思います。
現在私の主力のグリーン周りのショットは、MG Tour C4 ボール と Jaws ウエッジ を組み合わせることによって繰り出すことのできる、G-Check というチップショットです。
このショットの良いところは、
・ シャローに打つのでディボットをほとんど取らない。
(芝の下の地面の状態とかに影響を受けにくいです。)
・ 高く上がらず、距離のイメージが掴みやすい。
ポン、ポン、ポン、と行って、スチャっと止まるので、グリーンの速さの影響も小さめで、さらにイメージが掴みやすいです。
(グリーンが受けていないときは、するするーっともう少し転がりますが、逆に言うとそれとてスピンで勢いが死んでくれますから、あまり大きくオーバーしません。)
・ 少しであれば仮に軽くダフったり芝を噛んだりしても、その分スピンが無くなって転がるため、酷いミスにならない。
(また、シャローなアークで打つのでザックリ (大ダフり) しにくい。)
詳しくは過去ログの記事を参考にしていただくとしまして、あれから約1年半が経ちました今では、私の主力のショットになっています。(^^)
あの時に書いていなかったノウハウとしては、『両腕の重さ(約8kgぐらい?) をドライビング・フォース(力の源)にする』という感覚で打つ感触です。
そんな中、何度かシチュエーション的に G-Check で行くとややショートするケースを経験しましたのです。
グリーンまでもやや登り傾斜で、カップの手前に斜度のきつくなった部分があり、ボールのチェックを増長してしまうようなケースとか (これはロフトが寝てしまうのも理由の一つかと考えます)、
あるいは、やや芝が長めのラフから打つ時にスピンが減るのは計算に入れるとしても、コックを使っていない打ち方のため、芝の抵抗に負け気味で距離が思うように出ないためにショートするケースとか、
縦位置にグリーンを見ているために、受けの強いグリーンだと近く見えてしまいショートするケースとか、
まぁ、大雑把にあげますとそんな感じです。
ところがですね、見た目の距離感をそのままに意識をしてちょっと大きめに打とうとかしますと、どうも感覚が狂ってきます。
私は基本的にはロングパットの距離感で打っていますので、歩数を足した感じで打てると良いのですが、どうも上手くいかなかったんです。
今までは、グリーン周りには基本的には54度のJawsとX-Tourアイアンセットの47度のPWの2本を持って行きまして、状況によって PWでの50-50のチップ&ランのショットや、PWでのD-Chopも使うのですが、
こういった歩きのラウンドの時に、バッグから50度のJawsウエッジを取り出して使ってみることにしたのです。
基本的なコンセプトとしては、
『54度を50度に持ち替え、G-Check の距離感覚をそのままに54度のつもりで打っちゃうとどのくらい距離の差が出るかな?』 っていうショットです。
そうです。 またもや全く打ち方も何も特に何の練習も必要なく、ただデータを集めればいいじゃん? な感じのアプローチ(取り組み)です。(笑)
まず練習場のマットで、どのくらいな距離の差が出るかを試し打ちました。
この違いの距離感を覚えようとはしません。 ただ見るだけです。
大雑把に言って2割5分増しぐらいですかね。
で、その差を50度に応用することはしません。
上記、冒頭に書きましたような、いかにも5-8歩ぐらいショートしそうだな、と感じた場面で、50度に持ち替えました。
そして、持ち替えたことは忘れて、いつもの54度の距離感覚で打ちました。
幸い、私は鈍感な方だからかどうか分かりませんが、構えた時のフェースの見え方が私のsubconsciousに影響することはほとんど無く、54度よりも低いボールが頼もしく出ていってくれました。
まぁアバウトな作戦ですから、ベタピンって訳には行きませんでしたが、そこそこ2歩以内ぐらいに付いてくれましたですね。
乗用カートでラウンドした時に、しっかり持って歩けるかどうかがやや問題ですが、この技はなかなかに使い勝手がよろしいと感じました。(^^)
追記:
早くもバック9にて、状況を読み違えて、やや長すぎる事例が発生。
グリーンの高さとか、ボールの座っている位置の傾斜度合いとか、芝の種類とか、ちゃんと見ないといけませんね。 単なる雰囲気で、「ショートしそう。」ぐらいでやってみましたので。
(・・・てか、こんなの追記するまでもなく当たり前?!(^^;)
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10 件のコメント:
ショートゲームに悩む、迷える子羊をお救い下さい。
とりあえず2ラウンドほど、スコア無視してG-Checkのイメージでトライしてみようと思います。
恐がらずにシャローで振れる度胸があるかどうか心配ですけど(笑)
kobaさん、こんにちは。
私は、ショートゲームに関しましてはカテゴリーの記事が少ないことでも分かってしまいますが、
他の方に講釈を垂れるようなショートゲームの技量を持っておりません。(^^;
今回も、ものすごくアバウトなショットの記事を書きまして、すみません。
ただ、G-Checkはすごく使い勝手の良いグリーン周りのショットになりますので、ぜひぜひトライなさってみてください。(^^)
シャローにボールにコンタクトしますと、トップしちゃうかも?的なイメージがあるかも知れませんが、コックを使わない分、歯で打っても大して飛びませんので心配要りません。
また、ザックリはまず無いです。
ややダフった場合、キャリーがショートした後スピンがかからず転がってくれます。
それから、グリーン周りでもラフにボールがあって、ボールの後ろに芝があってフェースとの間に挟まってしまう場合、
スピンのかかり方が減って、トーン。トン、トン、の後にスチャっと行かないで、するするするーって転がりますので、その感覚で計算しますと、割り合いに距離感が合うような気がしています。
まぁあの、分かったようなこと書きましたが、私はあんまりちゃんと出来てないかも知んないです。(^^;
こんにちは。
アプローチの研究に余念がありませんね。頭が下がります。
私のアプローチの方法は3種類で、一つは以前CT-30という名前を付けて頂いた、少し球が上がるアプローチ、ZさんのG-Check、もう一つは、少し打ち込んで低く出すアプローチです。これ以外に、ロブショットも一年に数回やりますが、イマイチ危険なので頻度は極めて低いです。
で、G-Checkも時々やるんです。確かに、ミスが少なくて安全なアプローチだと思います。これをやるのは、少し球がラフに入っていて、打ち込むと距離感が分からない時に払って打つ事で、距離感を出し易いので使っています。
FWから打つ時は、少し打ち込んで低く出しています。でも、ミスしても殆ど距離が変わらないので、僅かにダウンブローなだけで、ZさんのG-Checkと同じような感じかも知れません。
trimatalさん、こんにちは。
trimtalさんのように、引き出しの多い方からのコメント、助かります。
そして、教えていただいたCT-30、別物になっちゃっているかとは思いますが、すごい助かってます。(^^)
これもどうもありがとうございます。
しかもtrimetalさんの場合は、シンプル化してあまり多くの7色のショットを使うわけではなく、しっかりとした使い分けをしていらっしゃるようで、とても参考になります。(^^)
カテゴリーの記事が少ないことからも明らかですが、私はグリーン周りが発展途上で、今後この分野で飛距離を補うべく改良を重ねたいと思っております。(^^;
G-Checkのブログしっかり読みました。
それから、kobaさんへのリコメも読んで、な~るほど~。って!
以前、プロとプレーした時に、注意して見ていたらコックしてなくて、
ボールはピタッていいところで止まるんですよね。
それで私も、見習おうと思ったんですけど癖でどうしてもコックしちゃて、
結局そのままで。。。
でも、また挑戦して見ようと思います。
この記事と関係ないこと書いてすいません。
ツアー選手権の決勝18番ホールでケビン・ナ選手の処置がよくわかりませんでした。
カート道路に足がかかるのでドロップするのかと思ったらカート道路上から打ってました。
お手数ですがこの処置について教えてください。
nobさん、こんにちは。
他のプレイヤーにもそういう場面を見受けましたが、あのコースのカートパスはコンクリートではなく砂地をかたく固めたような感じになっているため、
かえってライや、アングルが良いという理由で、そのまま打ったものと思われますです。(^^)
スノーマンさん、こんにちは。
G-Checkの記事の頃って、まだスノーマンさんにはお越し頂いてない頃でしたっけ?
なんだかもっと長い旧知の仲のような気がしていました。(^^;
このアプローチは良いですよー。
私が編み出したんじゃありませんので、安心です。(笑)
記事と関係ないことなのに返事いただいてありがとうございます。
全然オッケーです!(^^)
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