カリフォルニア州の花、オレンジ色のポピーが満開になる季節です。
北に車で 2時間ほどのLancaster近郊に、Antelope Valleyっていう場所がありまして、ここはもう山々がすっかりポピーに覆われるすごい光景が見られます。
このポピーの群生が、今年になって少しずつ南下して我々のゴルフする環境にちらほら現れ始めました。
来年にはこのDos Lagos GC 18番の後方の山のどのくらいがオレンジ色になるでしょうか。楽しみです。
37 39 = 76 (par 34 36 = 70)
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セットアップに関しては、過去に何度も記事にしています。
それだけ重要視しているのですが、なかなか上手くはいかない証。
これが上手く行けば、8割方ショットは成功すると思っています。(テークバックの始動が上手く行けば9割方は成功。)
そのくらい重要視をしています。
今回、Hemet Golf Clubをラウンドした際に、友達に動画を撮ってもらいました。(今年元旦にこのコースに行った時は雹が降りました。)
鉄道線路効果 (Train track effect) 2008年7月
(これは今でも一読の価値があります。)
D-Plane流に真っ直ぐなボールを打つ 2011年2月
セカンド・ショットの考察 その2 2012年10月
エイミングのスパットの使い方、再考 2015年5月
(ついこの間ひぐけんプロの動画で絶賛されていた、ボールの後方にもスパットを見つけてボールと前方のスパットと3点を結ぶ、っていうのを当時すでにやっていますが、意外に上手く行きませんでした。)
「ボーリング打法」 2021年8月
(これは現在続行中です。スパットまでの距離を若干調整中です。)
エイミング考 (セットアップの仕方) ...4度目? 2022年8月
(どうやら少なくとも 6度目以上だったようです。)
今回、Hemet Golf Clubをラウンドした際に、友達に動画を撮ってもらいました。(今年元旦にこのコースに行った時は雹が降りました。)
動画を撮らなくても自分で確認できることもありますし、動画を撮ってみて自分でも「あれ?」っていう感じで後から気付くこともありますので、たとえ自分のスイングが不細工に感じたとしても、それでも動画を撮って自分で見返すことは後々の役に立つと思います。
景色の良かったホール 2ヵ所で撮ってもらいました。
景色の良かったホール 2ヵ所で撮ってもらいました。
まずは10番のティーショットです。
右サイドに特徴的な小山があって、気持のよいティーです。ものすごい左か右以外にOBはないのですが、実は先のFWの方向が斜めになっていてなかなかに構えにくいティーだったりもします。
グリーンは左ドッグレッグしていって、曲がった後の方が長いパー5になっています。
プレーしました黒ティーからは567yですから、距離が長いホールですのでティーショットもある程度は距離を出しておきたいところです。
動画から画像をキャプチャーしました。
現在は「ボーリング打法」を実行中で、 ボールの後方からスパットを決めたらそのスパットに向かって構え、スパットに向かって打っていくという手順ですので、ボールに構えるときはボールとスパットを結んだ線に合わせていますし、この画像の様に顔を上げて目標をちらっと見て再確認するとき以外は、ほぼほぼスパットばかり見ています。
画像上に、スパットの位置に赤いバツ印を入れてみました。
以前は20フィートぐらい先にスパットを、と書いていましたが、今はもう少し近くの 8フィート(ワンピン)ぐらい先にしています。もうちょっと近いかな?
自分の感覚に合う距離で良いと思います。(ただ、ボールに引いた線とかだと短すぎると思いますし、合わせて構えにくい、もしくはズレやすいのかな、と思ったりしています。最短でも 2mぐらいはあった方が良いのではないでしょうか。)
打つ先のターゲットは、フェアウエーの左右2つのバンカーの間です。
画像中に、赤い線で丸く囲んでみました。
ここへ、持ち球の軽いドローを打っていくイメージ。
距離的に、私が届く220yからその先 280yくらいまでの距離にバンカーがありまして、見た目と違ってかなりシビアなあまり広くないエリアに打っていこうとしています。
ただし、バンカーの顎が高くなくて砂が硬めのバンカーでしたので、バンカーに入ってもいいな、という気持ちで打っていますから、プレッシャー的には「狭い」という気持ちにはなっていません。
567yありますから、ティーショットを刻むと 3打目が相当長くなってしまいますので、手前に刻む手は考えませんでした。
一般的には、ターゲットラインを決めて出球の方向性、いわゆる”ライン出し”に気を配り、そのラインに持ち球のフェードとかドローとかを打って線で飛ばしていくゴルファーが多いのかと認識していますが、私の場合は少し違います。
ライン出しはほとんど全く気にしていません。
距離も含めて、赤いサークルのように「あそこへ打っていこう」という意識です。
曲がりが大きかろうが小さかろうが、着弾のターゲットエリアに行くことをイメージして打っています。
気持ち軽いドローを打つイメージで構えたせいもあろうかと思いますが、スタンスの両足を結んだラインは若干右を向いています。
ややクロースド・スタンスを取っているイメージですが、これは無意識です。
セットアップした時の両肩のラインや腰のラインは目標方向を向いているようです。
スタンスの両足のラインだけがクローズ。こういうのって、subconscious(無意識)が勝手にやっているんです。
このセットアップは上手く行っていたと思います。
景色でズレてしまう時もままあるんですよね。セットアップした時には自分では分かりませんので厄介です。打ってから「あちゃー。」って思う訳です。
スイングイメージ的には、右肩はいくらでも上げてきて使うけれども左肩はできるだけ構えた位置で動かさずにテークバックして、魚突きドリルのスイングで前方に突くイメージで打っています。自分で勝手にやっています山本道場式のスイングです。ターンする意識は全くありません。動画ではそう見えませんが。
前方に突いているのになんでボールは目標に向かってくれるんだろう?的な感覚が抜けないまだまだ初心者です。
それから、これも無意識で後から動画で見て気が付いたのですが、打った後にフォロースルーからクラブを戻してきたときに、クラブが目標方向を指しています。
体が硬いので「振り切ったところでフィニッシュを決める」的なことはできませんが、ある程度前傾を保ったままクラブが戻ってきて、そして目標方向を指した状態でボールの行方を見る、っていうのは良い傾向かな、と思いました。特に深い理由はありません。
次の動画は、パー3の14番ホールのティーです。
まぁちょっと野性的なところにあるティーです。
この日はグリーンセンターまで184yくらい、軽いアゲンストですが気になる強さでは吹いていませんでした。
構えやすいロケーションではありませんね。
私のスタンスはボールよりちょっと下がっていたかも知れません。つま先上がり気味。
でもティーイングエリアの右の方へティーアップしますと、景色的には苦手なフェードを打たされるイメージになってしまいますから、この位置でティーアップしました。
さて、またいくつか画像をキャプチャーしました。
このホールは、両足のスタンスはクローズにはなっていませんでした。
もちろんスパットはボールの後方からターゲットを見てライン上に見つけておきます。
一度、顔を上げて目標方向をちらっと見ますが、そこから画像に描き込んだ黄色い線のように目線を辿って戻してきて、
あくまでもスパットを見据えて、ボールの方を見た後もここから意識するのはスパットだけで、目標のターゲット方向はもう全く見ません。
インパクト直後に見るのもこのスパット方向、そして体がボールを追って立っていったところでボールを目線で追います。
私の場合は、インパクト後から無意識にルックアップします。
ボールと一緒に顔が回って目標に向かいます。一般に言われる、ボールがあった位置を見続けて顔を残す、とかは自然な動きでできません。
ここでは5Wを打っていますが、先程のドライバー同様に打った後にシャフトが目標後方を指した状態でボールを見ています。見届けてから、「...missed it to the left. (左にミスった。)」と呟いています。(笑)
やや右寄りのピンに対してグリーンセンターをターゲットにエイミングして打ったのですが、やや左に10yぐらいブレまして、グリーン左サイドにバウンドしたのですがグリーン上の傾斜もあってこのボールはグリーン左に少し転がり落ちてしまいました。
あとで見直してみますと、グリーン右奥のバンカーには届かない距離で打っていますから、エイミングはもっと右にとった方が良かったですね。寄せやすそうです。
左の傾斜下から、上手く上げて打って戻してきて約4歩に付けたのですが、このパットは入らずボギーでした。
左のバンカーは左サイドの手前ですしね。右手前側が安全エリアでした。そこからならパーが拾える率も高そう。
180-190yも打ったら、左右に10yぐらいのブレはショットとしては許容範囲 (甘受範囲?)ですから。約3°、時計の針で0.5秒ぐらいのズレでしょう?私の腕ではこの程度は許容範囲で仕方ないブレ、ミスショットとまでは言えない範囲のブレですが、それだけにもう少し右にエイミングすべきでした。
今のセットアップとエイミングの方法は、今までやってきた中では一番上手くいっている方だと思います。
まだ改善の余地があるとは思いますが、スパットへの距離感も慣れが出てきましたし、ルーティンも一定化してきていると思います。
まぁでも常に、出てくる改善案についてはオープンな受け入れ態勢でいようと思っています。
次の課題としては、気が付かずに右を向いて構えてしまったりするズレをいかに防ぐか。
景色による強要されたズレをどう矯正してきちんと合わせるか、という辺りを考えています。
14 件のコメント:
私にとってタイムリーな話題をありがとうございます。ここ最近、特定のホールに来ると全て右へ一直線の球がでます。大抵、「なんか変やな」と思いながら打つとそうなります。
スパットについてナナですが、もしかすると私はそもそも間違っていたとこの記事を読ませて頂き認識致しました。というのも、ボールに3本線を書いてあるんですがそれを目標に向けて、自分の体はその3本線に合わせて構えています。なので、やきそばパンWさんやひぐけんプロのように、目標物とボールの間に目印となるものを見つけていませんでした・・・
画像に付けた印、小さですけど見えますでしょうか?
ひぐけんPはボールの線もおおいに利用、使えるものは使おうって言ってましたが、僕はボールの線を目標に合わせて置く、のも面倒だけど構えてからなんかズレてる気がして直しにいくのがもっと面倒なのでやりません。いかにもスロープレーになりますし。
僕には4センチちょいの線は短すぎます。どんなに短くても1mは欲しいと思ってます。今は2.8mぐらいを試してます(だいたいです。2mでもOK。)
肩の線を合わせるのが大切ですよね。
多くのゴルファーは気が付かずに右を向いてしまっていることが多いです。
僕もそうです。
風が強い日の打ち下ろしのホールのティーショットは本当に難しいです。
さすらいさんのラウンド記を拝見して思いましたが、普段毎日練習なさっていたハーフスイングのショットショートスイングのショットお使いになってませんですね。そのショット使わないと。ハーフスイングで8割ぐらいで打ったらつま先上がりも楽勝ですよ。
クラブ選択を拝見してたら、フルショット100-120%で打つクラブみたいな感じしました。登り下り、風の向き、ライの状態、スタンスの傾斜、何も見てませんので勝手なこと言いまして恐縮ですが。
日々練習なさっているショットを使って欲しいです。
でも、スタートの1発目のティーショット、まずまず使えるボールが打てましたね! 良いです!
あんな読みにくく愚痴のラウンド記事を読んで頂きありがとうございます。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
やきそばパンWさんはボールに線を引いておられないゴルファーなのでしょうか?
ここ最近私はどうもあの線があまり効果をなしていない気がしてきました。おっしゃるように、目標にボールを向けていないとわざわざ置き換えるのが私です(笑)スロープレーですよね・・・やめておきます。あと、真っ直ぐな線があるせいでドライバーで打つ際にインサイドからインパクトしにくい感じがあります。線にそってそのままフェースを平行移動してしまっている感じがあるのです。
ハーフスウィングの練習をしているのに、大分振り上げたショットを繰り広げていました。
つま先あがりもそうです。
何のための練習なんだ!ですよね
僕はボールに線は全く引いていません。
マーキングは必ずしていますが。
ボールの線は引いているスクラッチの友達によると、ショートパットのみで使っているそうです。ミドル・ロング・パットでは使わないと言っていました。
さすらいさんは毎日地道な練習をされていますので、近いうちにグンと上手くなる予感がします。
僕はスイング的なことは全く駄目駄目でよくわかっていませんが、今は魚突きドリルでなんとかやってます。笑
一緒に頑張りましょう!
さすらいさん、今ちょっと気がつきました。
> ここ最近、特定のホールに来ると全て右へ一直線の球がでます。大抵、「なんか変やな」と思いながら打つとそうなります。
これ、さすらいさんのsubconscious(無意識下の意識)、脳は目標にちゃんとセットアップされていないことを察知しているサインです。
僕もそのまま打っちゃう時があって失敗しますが、できるだけ仕切り直しましょう。
こういう時はだいたい景色とかコースのホールデザインに引っ張られてズレてますので、スパットの目印をよりハッキリ見つけてセットアップ、目標の確認を敢えてせずにスパットのみで打つ、とかも試してみてください。
こんにちは。かわせみ!です。
自分もレッスンに通い始めた5年ほど前からアライメントスティックなどを使って常にエイミングには気を使っているつもりです。
多少はましになった感じはあるものの正しく真っすぐ立つは非常に難しいですね。
スイングを弄るにもここが違っていると誤った方向に行くのでエイミングは常にチェックしておきたいポイントだと思ってます。
かわせみ!さん、こんにちは。
やっぱりエイミングとセットアップ、大事ですよね。
何かの理由でズレちゃってる時にそれをsubconscious が勝手に補おうとして動きを変えてしまうところまでは分かっているのですが、ズレそのものを自分で検知できないところが困りものです。
逆にセットアップがバッチリだとsubconsciousの方も思い切って行かせてくれるので自動的に良いショットになる感触があります。
僕のリチュアルにはセットアップした直後にクッと腰と肩を気持ちクローズ側に締める動きが入ってそれからワッグルに入ります。
ワッグルしながらスパットの位置を目の端で再確認するように、スパットを少しだけ近くしてみようかな?
何フィートぐらい視界に入るか試してみます。
そうそう、アラインメントスティック使った時って、セットアップした姿勢で目標の見え方に慣れる練習とかでしょうか?
それともスティックに足と膝、腰、肩のラインを合わせる練習とかでしょうか?
僕もスティックを使ったりはするんですが、セットアップじゃなくてクラブヘッドを下ろして来るガイドラインとか用に使っています。
やきそばパンWさん
そうなんです、「なんか変やな」と思うときは大抵おかしな球がでます。方向がおかしいと無意識下にきづいていたんですね・・・人間って不思議ですね。
ボールの線はショートパットのみで使うのいいですね!私もそうしてみようか悩みます。
さすらいさん、そうなんですよ。
subconscious無意識が気がついているのにconscious意識は気が付かないんです。
そもそもショットの動きはsubconsciousに支配されて動いている部分が多いそうで、動画に撮って自分のスイングを見ると「こんなスイングで打ってる、俺?」ってなるのはそのせいなんだそうです。
仕切り直せたら、グッドです。
スパットを見つけて、ボールと線を繋ぎ、その線に対して構えるっていうのやってみてください。
ひぐけんPも推奨してます。(後ろにも目印使って3点で線引く話も動画でやってました。)
僕は2点の方がやりやすいです。1-2mの線から始めるとやりやすいと思います。
こんにちは。かわせみ!です。
自分のアライメントスティックの使い方は目標方向の明確化です。
エイミングとしてはアライメントスティックに平行に立てているかだけですね。
せめて足元だけでも飛球線と平行にしてその見え方を脳内に叩き込む感じです。
それでも右に向いてる感があるので少しオープンに構えるイメージでスクエアかなぁ。。。って感じがあります。
かわせみ!さん、なるほど。
教えていただいてありがとうございます。
練習場にはマットの線がありますし、アラインメントスティックを飛球線方向に置くと確かに打ちやすいのですが、それをセットアップにどう活かすか疑問に思っていました。(それで違う使い方することが多かったのですが。)
あと一つ前のコメントにも書きましたが、スパットとボールを結んだ線は「仮想の線」なので、スティックでその線を可視化して立ち、その状態で目標方向を見ると目標がどう見えるか?的なことはトライしていました。
コースで自己ダブルチェックできる方法が欲しいなぁ。
ちょっと難しいかなー...
すばらしい。意図どおりにボールが飛んでいますね。
syoballさん、写真上の赤い丸はピンポイントに小さく見えますが、実際の狙っているエリアは径が50yぐらいあります。
斜めになっていますが、左右のバンカーの間ですから。
ゴルフコースから我々が普段受けるイリュージョンの一種です。
本文中にGoogle Mapの上空写真を追加しました。見てください。
しかもこのショットはバンカーに入ってもOKっていう心構えで、ターゲットは1点に絞ってエイミングしてます。
DRの方向性は割と良くなりましたけど、セットアップにほとんど全てかかっています。…というのも本人は前方の魚を突いているのでまるで違う方向に意識は向いていまして。説明するのが難しいです。本人がメカニズムをわかっていません。(^^;
でもセットアップとテークバックの始動には気を使っています。ワッグル2回はそのためで、なるべく毎回同じになるようにルーティンにしてます。
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