Navy Golf CourseのDestroyer Courseを久しぶりにプレーしてきました。
ここは練習場の後ろですが、海軍(Navy)所有のコースならではのディスプレイです。
息子のホームステイ先を探していて海軍の退役軍人の方と知り合いまして、ご一緒させていただいたのですが、非常に上手な方でした。リタイヤして、週に3-4日ゴルフ場でアルバイトしている、っていうことでした。良いですね。
こちらが1番ホールのティーです。
ことしは雨が多かったので、フェアウエーの状態も良いですしグリーンの状態もとても良いです。
その方のお友達のベトナム系のご婦人お二人ともご一緒させていただいたのですが色んな意味で、すごかったです。
2セットずらりとMajestyの金色に光るクラブが揃っていて。
1セットあたり、$15,000〜20,000はするんじゃないでしょうか?私のクラブセットは約1/10くらいの価格です。
しかも全員がローシングルのハンディキャップ。
序盤はなかなかに緊張しました。みなさんいい人で、途中からはリラックスできましたが、出だしは緊張しましたねー。みなさんほとんど確実にパー拾っていきますから。時々ボギーが出るくらい。
しかもこのコースは、コースレート/スロープレートが 72.6/129ですから、なかなかの難コースです。
私自身はボギーのスタートで、その後パー、パー、パー、パー、パー、ボギー、パー、パー、って行って前半+2。後半はちょっとボギーが増えてしまって+4でした。トータル +6。(ディファレンシャルで4.7になります。)
良い経験でした。
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画像内では小さくて見えにくいですが、左から右に、赤旗、白旗、青旗のピンが立っています。
それぞれ、22y、30y、35yの距離で、グリーン手前のカラーまで約16yありまして転がしはちょっと難しい状況です。なんでもないようでいて確実に2回でいくのは決して簡単ではない状況。
打っている場所のライはちょっと荒っぽいラフで、芝の濃さがまちまちに斑で決して打ちやすいライではありませんが、KIKUYA芝の逆目のような大変に厄介なライな訳ではありません。
一番近くの赤旗から始めまして、白旗、青旗と順に狙って打ちまして、2回目も赤旗、白旗、青旗ともう一度づつ打ちました。
赤旗のピンにはグリーンの手前エッジから 6yしかありませんので、最初の赤旗のカップに寄せるのが実は一番難しいです。グリーン上も平らで左へ切れていく傾斜があります。
私はクロ狙い2.3で打っています。
仮に止まってしまっても仕方ない覚悟で、グリーンの少しだけ手前にファーストバウンスし、グリーンに転がり上がってなるべく止まってくれるようにイメージして打ちました。
(ロブショットなどをせず) 私の打ち方ですと、ワンバウンド目をグリーン上に打ってしまうと、5-8歩ぐらいカップを通り過ぎてしまいます。
いずれのショットも、足を使って歩くように打つ、右膝が前に出る感じのストロークで打っています。
最初の1球目は22yの赤旗狙いでクロ狙い2.3。
グリーンのギリギリ手前に落ちて転がり上がり、カップを過ぎて左へ垂れて転がっていき、約4歩の位置で止まりました。登りの4歩が残りましたので、まずまずのショットだと思います。
2球目は30yの白旗狙いで、これは 58°のQF (58QF27) でちょうど良い距離です。
グリーンも受けていまして、カップの辺りでやや上りになっています。
このショットはほぼオートマチックに打つだけです。芝と地面のライの状態によってボールの出球の高さが違ったりはしますが、概ね良い距離感で打てる算段がありますから、草摺りも芝の抵抗とウエッジのバンスの反応の確認の意味合いが強くて、クロ狙い2.3のように弾道のイメージを強く意識して作らなくても、リラックスして普段練習しているテンポを守って打ち急がずに、でもしっかり窮屈なテークバックからフルショットをする感覚で打っています。
カップの左後ろ1歩の位置に付きました。
1球目のショットと比べますと難易度が高くないこと段違いです。
3球目は青旗狙いでトータルで35yありますので 54°に持ち替えまして、この54QF36 ショットのキャリーが約36yですから、距離を-5yアジャストするためにフェースを2.5秒(15°)だけ開いて構えまして打ちました。
ピンの右に飛んでいって落ちて比較的短い距離でカップの右のピンハイの位置で止まりました。2歩の位置に付きました。こちらのショットも距離に関してはオートマチックです。
4球目は、22yの赤旗狙いに戻りまして、クラブも58°に戻しまして、クロ狙い2.3。
先程打った感触で自動的にアジャストされたのかなと思いますが、さっきより少し手前にファーストバウンドが落ちまして、カップから2歩の位置に寄ってくれました。
このカップはぴったりに寄せるのは私には難しく、これが精一杯のベストだと思います。
この悪いライからロブショットを打つ技量は持ち合わせておりません。
22yですが、動画を見ますと自分で思っていたよりも大きく振っています。
おそらくですが、subconscious的に芝の抵抗とかバンスの効き方でボールが案外高く上がる様子などを組み込んでくれているのだと思います。ボールの音の他に、ソールのバンスが地面を叩いている音が聞こえます。
こういう寄せのショットの練習は、転がしの寄せでもそうですけど、2球目は比較的上手くいきますね。やはり脳が1球目のボールの挙動を参照してアジャストしてくれるのでしょう。
5球目は、2球目の白旗狙いのときよりやや左に出ました。
グリーンにバウンスしてから、傾斜で右に転がってカップの方に少し寄っていっています。
行ってみましたら、約2歩の距離についていました。この旗だけ最初のラウンドの方がカップに近いです。どちらも満足なショットでした。
ちょうど良い距離ですので、距離感に対する不安感が全くない様子で打てています。
6球目は、青旗狙いの2ラウンド目。
今回は旗の左方向に飛んでいって、バウンドしてからはカップの方に少し寄って行って転がり、比較的短い距離で止まってカップに1歩の位置に付きました。
こちらは、フェースを2.5秒(15°)だけ開いている分、54°ながら少し高く出ていると思いますし、また距離に関する不安感のないストロークができています。
(まぁ全体的に、ただの練習ですのでリラックスしているから、というのはあるかと思います。)
ちょうど良い距離にお膳立てして設定しまして打っているため、安心感ある状態で打っている、という要因も上手く行っている理由かと思います。
ランダムな距離で、ランダムなライの状態や、あるいは傾斜地だったりしますとまた、精度が低くなったりしてくるかと思います。
基準の距離の練習としては良い練習ができているかなと思いました。
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さて、こちらの動画は、一通りチッピング(ピッチング)の練習をいたしまして、感覚もイメージも実感した中で、先程より場所を少し右方向に移動しまして、もう一度動画を撮ってみました。
練習する中では、多少ダフって入ってショートするショットとかも出ましたが、もこもこしたムラのある芝のライでソールが滑りきれなかった感じでした。なかなか難しいグラウンドだったと思います。意識してハイバンスのソールを使っていくイメージで打ちましたのでトップは全然ありませんでした。
こちらはそれぞれ、23y、31y、36yの距離で、グリーン手前のカラーまで約17yありました。
ほぼ全く同じ状況ですね。
打球位置もですが、カメラの位置・角度も少し変わりました。
1球目は赤旗狙いで クロ狙い2.3 (これはちょっと上手く行きすぎています)
2球目は白旗狙いで 58°のQF (58QF27)ショット
3球目は青旗狙いで 54°に持ち替えて 54QF36 ショット
3つともワンクラブ以内にくっ付いてくれました。
1球目は上手く行きすぎています。実際にラウンドしている最中でしたら、おそらくワンバウンド目がぎりぎりグリーンに届き(イメージはグリーンちょい手前でワンバン、って思っていてそれでもちょっと飛んでしまうパターン)、おそらく殆どの場合に5-6歩もオーバーすることでしょう。
2球目、3球目も、両方とも緩やかな受けグリーンで、3球目の青旗の方ではカップの手前でさらに少し上りになっている旗の位置ですので、ボールが止まりやすく比較的寄せやすい条件になっていたと思います。
こういった、自分の中での基準のショットができていますとフィードバックもかけやすいですし、ライの状態やグリーンのアンジュレーションなど、実践では想像力を使ってアジャストして打っていくという変化に対応しやすくなります。
いつでも基準に立ち返れます。
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こちらは5番ホールのグリーンです。
グリーンの右サイドの手前側に2つのバンカーがありまして、左サイドにはありません。
このホールは緩やかに左ドッグレッグしている352yの短めのホールで、ティーショットは右サイドに行きやすいんですよね。
この写真ではグリーン手前にバンカーがかかっていなくて花道が大きく開けていますが、打ってくる方向はもう少し右サイドから打ってくる感じになります。
このときに、バンカーを避けて左サイドのピンを狙っていくマネージメントをしてしまいがちですが、カップの位置がこの写真のように左端に切られていてそのピンに向かって打っていきますと、ともすればちょっと左にズレたときにショートサイドに外すことになってしまいます。グリーン自体が左に傾いていますし、左サイドは転がり落ちて行きます。
こういう長くはないホールの2打目はウエッジかショートアイアンで打っていけるわけですし、グリーンのセンター狙いが良いと思います。ピンにデッドに行くのは私レベルではちょっとリスキーです。
グリーンの真ん中まで届く距離で左端のピンに対して、グリーンセンターにエイミングして打った2打目はセンターからやや右のグリーン上、2段グリーンっぽいグリーンの尾根の上の段に届いたところに私のボールが乗っています。
ちょっと意図したよりも右に少しズレたのですが十分許容範囲です。
写真だと見えにくいかも知れませんが、拡大していただきますとかなりのアンジュレーションがついているグリーンだというのが見えるかと思います。
(このパットは距離感よくストロークできまして、タップインに付けることができまして2パットでした。)
右のバンカーに入れたくないのもやまやまながら、左サイドはピンが近くてニアサイドになりますので左にも外したくはありません。
これは一般論ですが、ニアサイドに外しますとだいたい 0.5打スコアを落とす計算になるそうです。
この同じホールでピンの位置がたとえば真ん中とかの場合は、ミスでグリーンを外した場合のエリアを含めてグリーンのやや左サイド狙いで打ちます。
4 件のコメント:
すばらしい基準!もどれるところがある安心感・・・
syoballさん、コメントありがとうございます。
決め打ちの最大の利点ですよね。
安心感があるということ自体が良い結果への要因になりますので一石二鳥三鳥です。
KN2.3の方だけの動画も少し撮っていますのでそのうちにアップロードすると思います。
アプローチの記事はとても勉強になります。
やきそばパンWさんはアプローチで使用するウェッジでの距離感が、オートマチックにできるのですね。
カップから2歩の距離に付けれるって本当凄いと思います。
今日ラウンドしてきたのですが、PW(44.5度)でのアプローチはとても楽で良いのですがどうもやはり寄せワンをとれるほどピンには寄らない気がします。今回、1回だけ寄せワンを取れたのですがそれはUW(49.5度)でした。
本当なら58度や54度でもっと寄せたいのですが・・・どうもショートしがちですしトップが怖いんですよね。
でもこれらのクラブをラウンドで使わないとうまくなりませんよね。
私もやきそばパンWさんのように、オートマチックに打てるようになりたいです。
さすらいさん、こんにちは。
当面はPWで打っていって、とにかく6feet(2y)でも15feet(5y)でもなんなら30feet(10y)でもいいから、グリーンに乗せてパーパットを打つ、っていうことを考える、ってのが大切だと思います。
80切るくらいの人はみんなそこを目安に目標にしてると思います。
私がここで書いているオートマティックっていうのは、30-60yぐらいで使う2x6システムのことで、状況判断(登っているとか、芝の状況とかグリーンの硬さとか諸々)さえ準備したら、あとはクラブとショットを選んでただ決め打ちをしているので自動的に打ってるっていう意味なんです。
必ず結果が良い訳ではありませんが、少なくとも迷いが全く出ません。
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