天候悪化でぺブルビーチを断念した週末。日曜の午後には雨がほんの小降り(確率30%。けど月曜はまた雨)になるということで、がっくり組3人でロサンゼルス北西の郊外シミ・バレーにあるロスト・キャニオンズへ行って来ました。
ここもプレーしてみたいと思っていた、初めてのコースです。
Lost Canyons Golf Club
http://www.lostcanyons.com/
マスターズ・チャンピオン、フレッド・カプルスのコンサルタントで、あの有名なコース設計家ピート・ダイの設計による、ダイナミックな景観の美しいパブリック・コースです。
SkyコースとShadowコースの36ホールがありまして、HPに拠ればゴルフ・マガジンの新造成コースベスト10に2001年にSkyコースが、2002年には
Shadowコースが選ばれているそうです。
今回は、スカイ・コースに予約を入れました。
サイトのトップ画像で、カプルスが「自分のゲームを調整したい時には、ロスト・キャニオンズへ来るんだ。」って言ってまして、ピート・ダイが「今まで設計を任された中では一番の地形だった。」と言っていますので、それなりに期待は高まります。(^^)
この二人の背景に写っていますのが、Skyコースの17番のパー3です。
画像をクリックで拡大します。
(私も写真を撮りましたが、本格的な雨が降らなくてラッキー!な曇天、芝も冬時期ということでややコントラストに欠ける写りでしたので、とても綺麗に取れているコース・サイトのメディア用配布写真を載せました。)
この日のピンの位置は、この写真のような右の方ではなく、手前の大きなバンカーの左端辺りの横に長いグリーンが段差になっているように見える段の上左側ぐらいの位置でした。(拡大写真にグレーでちょっとピン位置を落書きしてみました。)
我々はこの日、初めてということもありますしスロープが136ということでハンディキャップ・インデックスを鑑み、白ティーのひとつ後ろのシルバー・
ティーからプレーしたのですが、シルバー・ティーからはちょうど150yの表示です。
向こうのグリーン側が高いのか、こちらのティーインググラウンド側が高いのかもジャッジの難しいところですが、風(この日は左から右)のジャッジも難しいところ。
私は考えた末に6番Iでボールをやや右に置いてスリークォーターで打ちました。
自分ではいい感じだったのですが、ちょっと長すぎでグリーンで止まりきれず、まっすぐ奥にあります小さなバンカーへ転がり落ちてしまいました。
バンカーショットは寄せ切れずに4歩残してしまい、パットもボール2個分
ショートして外しパーセーブできませんでした。
シグニチャー・ホールには強いはずだったのに?!(笑)
コース全体としましては、初打ちでプレーしたドス・ラゴスと似た感じの立地でした。全部の写真を見比べていただくと感じがお分かりになるかと思います。
場所は全然離れた場所なんですけどね。
ピート・ダイ設計のコースらしくどのホールも、グリーンはどれもうねったポテトチップ型で、バンカーが数多く効果的に配置されています。
グリーン周りはほとんど転がしが使えないレイアウトで、これはピッチ・ショットの上手くない私にはちょっとしんどいデザインです。(^^;
コース・レイアウト図と各ホールのレイアウト図フロント9 、バック9 。
いくつか他のホールの写真も、ご紹介します。
まずは1番のパー4はこんな感じです。
画像をクリックで拡大します。
登りっぱなしですが、非常に短いホールで、シルバーからですと300y、後ろのゴールドでも315yです。
残り60yのアプローチは上手いこと左端のピン位置に対して右6歩(約4m)の距離に付けましたが、バーディパットはA(bove)にボール1個外れて入らず。
4番ホールからは、地元の高校生ゴルファー、チャド君が合流しまして4サムに。
彼は我々の後ろのゴールド・ティーからラウンドしてましたが、この彼は上手かったですねー。
ドライバーは、楽に290y-310yは打ってましたし。
545yの上りっぱなしの最後右にドッグレッグするパー5を2打め山越えで2つで乗せて来ましたからね。
私はもちろん3打目が70y残っていて、しかも3打目は登りの距離を読み違えてグリーンをショートしてしまいました。(^^;
なんでもチャド君はここのメンバーだそうで、週に4回はここをラウンドするって言ってました。
笑顔のあどけない、ナイス・ガイでしたよ。
そのチャド君がティーショットを打ったところが写っているのが、9番420y、池越えのパー4です。
画像をクリックで拡大します。
チャド君のティーからは、455yあります。細長いバンカーの真ん中辺りを越して行くには、キャリーで260y必要です。そこからでもまだ160yの登りが残る難ホールで、ホール・ハンディキャップは1です。
我々のティーはもう少し左の下にあって、越す池は少し短くなるけど打ち下ろしが少なくなるというレイアウトです。2打めはまだ180y残ってました。
グリーンまでは登りですから205yぐらいを見込みまして、かなり上手く打ったのですがグリーン左に外しました。
グリーン面に向かっては、壁のような打ち上げです。
58.5度のウエッジを(私としては)目一杯開いてバンカーショットの要領で
ほぼフルスイング。
奇跡的に4歩にくっ付いてくれたのですが、このパットは入らずボギー。
次の写真は11番パー4、355yです。ここのチャド君のティーは、ブッシュをまたいだ後方にあって、435yあります。
画像をクリックで拡大します。
写真は、我々のシルバー・ティーから撮ったものです。
ティーショットは左のフェアウエーに打っていって、2打めは伸びていっている先のグリーンへ打って行きます。
2打めは奥のピンに対して手前に乗せてしまい、うねったグリーンの下の段から22歩(約15m半)も残してしまったのですが、ここでチャド君が「そこからはすんごい強めに打った方がいいよ。しかも段を登った後、ビューーって右に切れてくから。」ってメンバーさんアドバイスをくれまして。(^^)
せっかくですので「えーっと、じゃぁあの色が暗くなってる辺り狙えばいい?」って聞きますと、「うん、そこよりほんの少し右でいいよ。」ってアドバイスくれました。
果たしてこういう時にはちゃんと打ててくれまして(笑)、カツーンと打ったボールは段を登った辺りからシューっと回りこんでカップから1歩のところまでしゅるしゅるーっと寄ってくれまして、チャド君のお陰でパー取れました。
なんか、すでに21歩の練習効果でしょうか?(笑)
最後の写真は、18番ホール415yパー4のグリーンから振り返った写真です。
画像をクリックで拡大します。
(この写真も、天気が良くてとても綺麗に取れているコース・サイトのメディア用配布写真です。)
このホールではティーショットを左に曲げてしまいペナルティ。
さらに、3打めもドロップした位置からはかなり難しいライでしたこともあってさらにミスショット。約100y残した4打めが左へ引っ掛けてしまいグリーン
オーバーで左奥のバンカーへ。
バンカーショットは、写真で言うと左の方の切れている位置からで例によって高ーいあごの難しいバンカーでしたが砂が前日までの雨で硬ーくなってまして、非常に難しい状況。開いて打ちましたがパチっと入っちゃって
グリーンオーバー。
返しのアプローチも5歩(約3m半)残ってしまい、これを1パットで沈めたもののトリプルボギー。(T_T)
なんとも締まらない上がり方になってしまいました。
これだけが心残り。次回にリベンジを心に誓います。
シルバー・ティーのコースレート/スロープは70.3/136です。
(ちなみにゴールド・ティーは73.3/143です。)
パーは、36・36=72。
1 4 - 0 D6A
2 3 - / UU12BS-①
3 4 - 0 U7S
4 5 △ 0 7S
5 5 - 1 5B
6 4 - 0 U5B
7 3 △ / 10BS
8 4 □ 3 UU13AL-①(ペナルティ)
9 4 △ 0 4AL-①
10 4 - 0 4AL-①
11 4 - 0 UUS22B-①
12 5 - 3 ④(ペナルティ)
13 3 - / ④
14 5 △ 2 ⑥
15 4 △ 0 S4B
16 4 - 0 ④
17 3 △ / D4S
18 4 +3 3 ⑤(ペナルティ)
41(18)・42(13)= 83(31)
今回は、ラテラル・ハザードに3回も打ち込んでしまいました。(x_x)
右へのミスが1回と、左へのミスが2回。やはり、長めのホールで知らず知らずのうちに力んでしまうのが原因かと思います。
このコースでは、ガラガラヘビの出る自然保護区域のほとんどが赤杭のラテラル・ハザードに指定して区切られていますので、最後に横切ったところを視認できていれば2クラブレングス以内でドロップですので、前3っていう感じになりますね。(OBよりも1打程度助かることになります。)
12番は、パー5の3打目が上手く4歩(約3m)についてくれまして、パットが入ってパーに出来ましたが、他2つのホールはペナルティで崩してしまっています。
フロント9、バック9ともに、上がりの3ホールで崩しているのがダメだったと思います。
気分も良くないですし。(笑)
パー・オン(GIR)が5回あったフロント9ではバーディーパットがことごとく入らず、やや乱れてきたバック9では4-6歩の距離が5/8で入ってくれました。
ホール・ハンディキャップが、5、3、1、4、6といったホールで崩していますので、距離のプレッシャーに対処できていない、という分析も出来ようかと思います。
しかし、かなり難しいグリーンでしたが3パットしませんでしたし、転がしの寄せ(D-Chop)も使えない状況でのグリーン周りは、私としてはよく頑張った方だと思います。(^^)
最終ホールを崩さなければ、初めてのコースですし大満足だったのですが、これもまだ修行が足りない故と思い、向上心を持って頑張りたいと思います。
6 件のコメント:
おじゃましてまーす。
いつもだけで失礼してました。
面白そうなコースですねー。
かなり頭も使って、楽しめたのでは?
もっともnekoクラスだと悲惨な結果が待っていそうですが・・・
これからもよろしくお願い致します。
Posted by:nekochan at 2009年02月10日(火) 21:16
nekochanさん、こんにちは。
GGさんのところでよくコメントなど拝見してました。
これから私もちょくちょくそちらにお邪魔させていただこうと思います。
超スローモーの撮れるカメラ欲しいですねー。
最初の6ホールで5つパーの辺りまでは、「ちょっと距離短めだなー、ゴールド・ティーで回っても良かったかなー?」なんて思っていたんですが。
打ち4つは5m以内のバーディーチャンスでしたし。
難しいハンディキャップのホールが並んでる6-9番辺りに来て、「あちゃー、やっぱしスロープどおりに難しいわ。」と思いました。
どっかでバーディー・パットを決めとかないと、スコア的には苦しいですよね。
最後まで耐え切れませんでした。
かなり頭を使ったんですが、腕が最後までついてきませんでした。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年02月11日(水) 01:22
おはようございます。
nekochanもいらしてたんですね、おはようございます。
ペブルビーチ・・・残念だったですね~。
折角のプレーなら天気が良い方が・・・・
次回のチャンスを待ちますか・・・
やっぱり雄大さを写真からでも伺えますね。
トラブルあってのこのスコアー、お見事です。
Posted by:ノリさん at 2009年02月11日(水) 05:34
ノリさん、おはようございます。
記念になるコースに行く時には、やっぱり天気のいい時にプレーしたいですよね。
(って言っても天気はコントロールできませんが。2時間以内ぐらいの所ならまず行って、待ってみるとかしたんですけど・・・。)
このコース、なんか典型的なピート・ダイ設計のスタジアム・コースと趣が違うような気がしません?
(分かったようなことを言ってすみません。 ホントはよく分かって無いんですが。)
後半は、けっこうパターが入って辛抱していたんですけど、最後に来て17番のシグニチャーホールでボギーにしてがっくり、18番のティーショットで気持ちを切り替えて丁寧に打てていたかどうか。
反省しきりです。
レベルは違いますが、ツアープロがレッスン番組で「たとえバーディーにならなくても、タップインのイージー・パーを重ねていけるといいラウンドができる」って説明しているのは、なんか分かる気がします。
17番が80切れるかどうかの瀬戸際だったんですよね。やっぱり途中でバーディ獲っていないと苦しいです。
しかも、ペナルティが罰打だけでなく距離の措置も取らなければならないOBだったとしたら、さらに3打増しですから。
私なぞははまだまだです。
でも、上を目指します。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年02月11日(水) 11:04
17番のパー3は攻めがいのあるレイアウトですね。
こういうホールみるとワクワクします
Posted by:hally at 2009年02月16日(月) 15:29
hallyさん、どうも!
ホント、ちょっと恐い感じのレイアウトです。
自分では納得のショットを打てたんですが、ちっと長すぎました。
ワクワクしますよね、ホントに。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年02月16日(月) 15:55
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