2/25/2009
シャフト・スタビライザー(続報3)
シャフト・スタビライザーの続報第3弾です。
ドロップイン・ウエイトシステム
シャフト・スタビライザー(続報1)
シャフト・スタビライザー(続報2)
実はインフルエンザらしきかなり厳しい風邪にやられまして、毎日の素振りも欠き、体力的にまだまだ回復しきっていないやきそばパンZです。
さて、前回試してみると報告していました、55gのシャフトにシャフト・スタビライザーを仕込んでみるテストを行ってみました。
私の場合、エースドライバーはキャロウエイのFT-3にレーヨンのディアマナ青のS73(stiff)350tipを装着したものです。このシャフトは、約70gです。
これに25gのシャフト・スタビライザーをセットして居ります。
そもそもシャフトスタビライザー挿入前のクラブ重量で私のパワーに対してかなり重い範疇にあったと思いますので、50gのシャフト・スタビライザーでは、無意識に頑張って振る要因が出てしまいあまりよい状況ではありませんでした。
で、25gにした、という経緯です。
そこで、今のエースドライバーより速いヘッド・スピードで振れることが判明している55gのシャフトに50gのシャフト・スタビライザーを挿入し、効果を見てみようという試みです。
本当は、重量だけで無く同じシャフトでの比較がしたいところですが、ディアマナ青に55gのシャフトはありませんし(似た感じのバサラ・シャフトにはありますけどね)、コストもかかりますので、まぁそこは純正のアルディラ
NVSの55S、350tipで代用です。
あくまでも私の場合ですが、シャフトが軽いとヘッド・スピードは上がるものの軌道が安定せず打点が大きくバラついてしまうということがありまして、使いこなせていませんでした。
これに、シャフト・スタビライザーを挿入すれば、インパクトにかけて手が浮くこともなくなり、軌道が安定して打てるのでは?というのが、着眼点です。
シャフト・スタビライザーの評価として一般的によく聞く「ヘッドが走って、飛距離が伸びた。」というケースも考えられるなぁ、ということです。
で、結果ですが、スングスピードの測定器ではまだ測っておりません。
しかしながら、2つのドライバーを打ち比べまして、間違いなく飛距離が増していることを確認しました。約5-10yほどでしょうか。
ちょっと風邪による影響で体力を落としている中での比較ですが、間違いなく飛距離には55gの方が優位性があります。
また、シャフト・スタビライザーの効果で打点はかなり安定してくれました。
シャフトの特性からかディアマナ青のS73の方がドロー気味なのに対して、アルディラNVS・55Sの方はフェード気味でしたが、それでも飛距離は増していました。
もうちょっと振れて来ますと、ドロー気味に戻ってくるかも知れませんね。
コースでも、9ホールだけプレーして6ホールに使ってみましたが、実際の飛距離で違って来ています。
1発、普段の私には多くない右へのミスが出ましたが、練習して使いこなしていけば問題なく修正していけるレベルだと思います。
シャフト・スタビライザー、まだお試しで無い方は、是非体験なさることをお奨めします。(^^)
合わなければ、取り外して使用を止めるだけ。ということも、ご自分のエースドライバーをなんら危険に晒さずに試すことが出来るという点に置いても、試してみるに値するかと思います。(結論)
***
ちなみに、PWにいれたシャフト・スタビライザーは失敗でした。
上手く表現できませんが、手元が重くなってヘッドが上手く降りなくなったようでした。
しばらく打っているとビシッと当たるようになって来ますが、9I を打ってそのままPWに移行して打つとまた元に戻って打てなくなってしまいます。
私のPWは、アイアンセットに含まれている代物でして、どちらかというと
10番アイアン的なクラブなので、繋がりから言っても無い方が良いですから、すぐに止めました。
一方、58度のSWの方は、なかなかいい調子です。
ヘッドが十分に重いので、カウンターを入れても悪い影響が出にくいのでしょうか。
スピン量が大幅に増えたかどうかは、実のところ定かではありません。(^^;
ただ、ザックリやトップといったミスが出にくくなったと思います。
もちろん悪いスイングをすれば出てしまうわけですが。
すくないラウンド使用回数から無理矢理に言うとすれば、バンカーショットでの抜けが良くなった様に感じましたが、バンカーの砂の種類にも拠るかと思いますので、明言はできません。
私としては、54度や50度のウエッジにも入れるべきかどうか悩むところですが、こちらには今のところ入れなくてもいいか、と思っております。
一方、110gのドロップイン・ウエートを入れたパター(ピン・アンサー)は、間違いなく大正解でした。
懸念事項だったロングパットの距離感にも慣れ、よりゆったりとしたストロークで、特にショートパットのときに、より落ち着いたストロークをもたらしてくれます。(^^)
あとは、この効果をなるべく多くのカップインへとつなげて行くのは、私の方の腕の問題です。(^^)
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8 件のコメント:
なるほど~
そんなにも効果があるとは思いませんでした
セッティングさえ間違わなければ、かなり良さそうですね
Posted by:Shu at 2009年02月25日(水) 20:26
治りかけが肝心ですからおいしいもの食べて
しっかり休養してくださいね
先週ごじっぽも発熱(103F)で大騒動でした
近いうちにパターにドロップインの40g入れてみます(注文済)が
果たしてどんなことになりますか。
ドラに関してはちょっと軽めで打点がばらつくかな、と感じる
フレックスのシャフトにつけると効果大?
Posted by:ひゃっぽ at 2009年02月26日(木) 00:38
Shuさん、いろいろ試して経緯をずーっと報告して来ましたが、やっと大体落ち着きました。(笑)
PWのように普通は楽に打てるクラブが突然当たらなくなり外すと戻るということから見て、良きにつけ悪しきにつけスイングに影響あることは確かなようです。
軽いシャフトのドライバー、バランスとしては軽くなっているはずなのに、装着後にヘッドをより感じるようになる、というのも感覚的なお話で物理的に納得いかないので、大変興味深い現象です。
すぐに止めて、グリップを付け直せば元通りなので、セッティングを間違っても完全に元通りに直せるところがチューンナップとしてはリスクが小さくていいと思いました。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年02月26日(木) 00:53
ひゃっぽ+さん、ごじっぽくん大変でしたね。
お大事にです。
私のドライバー、FT-3ですので、巷でかなり状態のいい中古が見つかると$79-99とかで変えてしまいますので、実は今回3本買いました。(で、2本返しました。(笑))
私は右腕に腕時計をはめているのに右打ちしていますが、こういう時には右にしといて助かったなー、と思います。(すみません!)
パターに使用した感想、ぜひお聞かせ下さい。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年02月26日(木) 00:58
今週、スタビライザーにAMTっていう新製品出たようで
(Adjustable Moment of Inertia Technologyの略だそう)
ウッド用、パター用の2種類があるのまでは確認できましたが
肝心の重量が見つからない・・・・・
Posted by:ひゃっぽ at 2009年02月27日(金) 00:08
あ、ホントだ!
↓
Shaft Stabilizer with AMT
早速、今週末ロングビーチであるゴルフショーでさがしてみます。
2つの錘の位置があんまりハッキリと効くとは思えませんけど、自由度が上がるのは悪い方向では無いですよね。
ウッド用の方、フェードとドローに効くように書いてありますけど、
私もドライバーがドローしなくなりましたからね。何でか知らないですけど。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年02月27日(金) 00:59
実はパターに凄く良いのですよ。コレ。
ウイルソンにKCシリーズってのがあって、(これ)
シャフト内部に錘を15g~100g入れることが
出来ます。しかも、ヘッド側でも3段階の重さを
調節できる優れものです。総重量で530gから
652gまで調整ができるようです。
残念ながら廃番品ですが、ヤフオクなどでは新品で
信じられないくらい安い値段で売っています。
機会がありましたらお試しを。
Posted by:masan72pt。 at 2009年02月28日(土) 16:13
masan72pt。さん、それは良さそうですね。
私は110g入れていますが、非常にいい感触です。
こんな鈍感な私でも、ヘッドを感じます。
そして重くてショートパットにも体が固まりません。
なんか、シャフト・スタビライザーの方は、ベイエリアのゴルファーの方々には、私は1年前後遅れて体験中、みたいな感じなのですが、
パターのカウンター・ウエイトは、大真面目にものすごくいい!!って感じてます。
Posted by:やきそばパンZ at 2009年02月28日(土) 16:25
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