4/26/2014

コントロールショットの練習動画


久しぶりのスイング動画です。(^^)

前記事、「えんやーとっと」のハーフショット 7時半と、スリークォーターショット9時と、フルショット10時半のスイングの練習動画です。



一番安定してうち易いのが9時のテークバックで打つ 3/4(スリークォーター)ショットだと言うことでしたので、まずはそれから練習。



打ち始めてまず思いましたのは、私の場合すぐにオーバーシュートしてしまうこと。
9時のつもりが、ついつい9時半、10時のテークバックになってしまいがちでした。

無理に9時で止めてもリズムが狂いますので、安定したショットになりません。
とりあえず無理の無い範囲でやや大きめに振り、やや大きめの距離を打ちつつリズムがよくなってきたら振り幅を小さくするようにしていきました。

やってみての感想ですが、最終的にはフルショットの3/4の距離に狙いを明確にして(この場合はPWでしたので私の場合は75yの目標に集中して)、テークバックは目尻で見てるような見てないようなぐらいで意識するにとどめて、リズムとテンポを感じることに専念すると、だんだん綺麗に収まって来ました。

このスイングを自然に出来るように練習すればよいのか。・・・と思いつつ、これは日数をかけて習慣化しないとだなー。と思いました。

デジタルパットでは、7歩の距離をたとえ毎週ではなくとも定期的に繰り返し練習することで唯一絶対の自分のテンポの調整をしますが、それとちょうど同じような基準のスイングにしたいショットであるなあと、しみじみ感じます。

そして、なるほどちゃんと慣れてきた後であれば9時半とかの「3/4よりもちょっと大きめ」なんていう距離も打てそうだな、っていう気がしてきます。


* 私は普段の練習では、1球 1球ていねいにルーティーン と リチュアルを守って、ボールの後ろから目標を見るところからやって打ちますが、リズムとテンポを練習するときは、その場でポンポンと続けて打った方が感じが掴みやすいと思いました。



さて次に一番難しいとされる、7時半のテークバックで打つ 1/2(ハーフ)ショットの練習です。



最初はどうしても大きく振ってしまいますね。
ボールも60y、65y、下手すると70yも飛んでしまいます。

デーブ・ペレツの言うように、両手のグリップが右太ももの右へ出たくらいの位置で切り返しになりますですね。
思ったよりパタースイングに近いかも。

ここで「えんやーとっと」のリズムを思い出し、リズムとテンポにだけ集中するように修正して出球を気にせずに繰り返してみました。

なんかもうハーフスイングっていうよりも全然振っていないイメージでしたが、だんだんと腕の力を入れずにヘッドだけ走らせてスパーンとボールにコンタクトする感覚が掴めて来ます。

力強さを全く感じないのですが、ちゃーんと半分の50yぐらい飛ぶんですよね。
なるほどこれが本当のハーフショットだったのか、という感じ。


これはかなりの日数続けて素振りしないと身に付きませんですね。
先は長いですが、ちょっと心がけて練習してみたいと思っています。



最後に、10時半のテークバックで打つ 1/1(フル)ショットの練習です。



これは私がこないだまでスリークォーター・ショットと勘違いしていたショットですが、ウエッジ類(PW、GW、SW)は勘違いのフルショット(実は110%ショットだった)を使うことを避けるようにはして来ていましたので、まぁまぁクラブのMAXに近い距離を打つ感じです。

本来のフルショットだった訳ですから当たり前と言えば当たり前。(^^;


3つのショットを動画に撮って (これには実はうちの息子くんが協力してくれました。私のiPhoneで動画を撮ってくれたんです。) それを見まして、自分でちょっと驚いたことがあります。


自分では全くの無意識で、でも考えてみれば自然な反応で起きている現象ですが、・・・それはフィニッシュの大きさなんです。

打っている最中は、テークバックの大きさ・文字盤の位置(←時計の)に意識が集中していましたし、もう一つはリズムとテンポだけを考えていました。

で、撮れた動画を見ますと、フォロースルーの大きさが見事に3種類に分かれていました。
フルショットなんか、無意識にクラブをクルクル回して戻しちゃったりしています。(笑)

腕をリラックスさせるようにしていただけなのですが、上手く打てたときはこんな感じになるんだ。ということをイメージに描いて練習していきたいと思っています。
(私のスイング自体は、あまりかっこよくない形態のものではありますが、自分なりにイメージをしっかりはっきりと持つことは大事かなと思いまして。)

(ただし、デーブ・ペルツはどのショットもフォロースルーの大きさは同じにすると書いています。 ご注意ください。)


日々の練習は、例によってイメージをしながら スイング・ウエイト・トレーナーを振ることだけ、にならざるを得ません。

でもボール打たない方が練習になるかも。



ずいぶん慣れてきましたら、ルーティーンとリチュアルをちゃんとやって、しかもぶっつけ一発勝負でもリズム良く打てるようにしたいですね。



4/12/2014

「えんやーとっと」のハーフショット 7時半


私、二十数年もゴルフをしてきて長い間誤解をしておりました。

ハーフショットは左腕が時計の文字盤で9時の位置のテークバックで打つものだとばかり・・・  勘違いしておりました。


*ちなみに、時計の文字盤を使った表現は「デジタル(digital)パット? アナログ(analog)?」という記事に使ったものをこちらに引用いたしますが、こうなっています。

打つ人の正面から見まして、テークバック方向が9時の方向、フォロースルーが3時の方向です。



ちなみにですが、英語では時計の針は「needle(針)」ではなく、「hand(手)」とか「arm(腕)」と表現されます。
ゴルフスイングで、腕の位置を3時とか10時とかで表現するのは、この辺りから考えても非常に英語として自然なことだったという訳ですね。(^^)


以前、「3x4システム by デーブ・ペルツ」という記事をご紹介いたしました。
100y以下の距離の打ち分けシステムです。


その名も「3x4システム」と言いまして、3種類の振り幅で、4本のウエッジを使って距離を打ち分ける方法です。
30yから110yまでをカバーしていますね。 
49°のPW
55°のSW
60°のLW
64°のXW 
の4本を使って、腕が 
10:30
09:00
07:30 
の3つのポジションのそれぞれで飛ぶ距離を把握し、3x4=12種類の距離を打ち分けるというシステムです。 
でも、図の数字を見ますと、ダブっているところがあって、ほぼ10種類の距離の打ち分けになっていますね。 
図をよく見ますと、55°のサンド・ウエッジだけがハイ・バウンスになっています。
64°のXWってウエッジも、なかなか使いこなしているアマチュアは少ないかな?って思います。


私はこれを、記事の中でこんな風に間違って認識していました。
私はこのシステムを、自分用にちょっとアレンジした形で実践しています。
ちょっと表にしてみました。

デーブ・ペルツの生徒さんたちのような正確なスイングを私の場合はしていませんので、68y、83yといった数字は出てきません。
10y刻みで、すごいアバウトな把握です。ダブってる数字もいくつもありますし。

現在の私はもう2年以上もロフトが58度のウエッジは使っておりません。


で、間違いと言いますのは1/1、3/4、1/2、1/4の割り振りです。

1/1がMaxのフルショット、というのは合っていますが、3/4(スリークォーター)ショットだと思っていたのが実はパワー100%のコントロールショットで、1/2(ハーフ)ショットだと思っていたのが実は3/4(スリークォーター)ショット、そして1/4(クォーター)ショット思っていたのが実は1/2(ハーフ)ショットだったのです。


正しく書き直しますと、こうなります。 ↓



距離は、現在のウエッジのアバウトの距離に直してありまして、そして私の1/2(ハーフ)ショットは正確ではありません。 練習が必要です。

デーブ・ペルツの、「Short Game Bible」という本にも書かれていますが、この1/2ハーフショットというのは、7時半のテークバックで打つショットで、生徒さんたちも、そしてプロでさえも、3種類の大きさのスイングの中で一番難しいのがこのショットだそうです。

特に男性はこのショットがあまり得意ではないと言うのは説明が難しい面白い現象だ、と書かれています。


中でも一番安定して決まった距離を打ちやすいのが、9時のテークバックで打つ 3/4(スリークォーター)ショットだそうです。

どのショットにも共通した安定した自分固有のリズムで、出来るだけ腕の力を使わず、リズムミカルに振ることで、距離の打ち分けが正確になっていくのだそうです。

9時のテークバックのショットは、プロなどは特に気持ちよく安定してコントロールするそうで、応用としてちょっと大き目の9時15分、とかも打てるようになって来るらしいです。


100%のフルショットが 10時半のテークバックのショットで、コイルアップしてフルパワーで打てる距離より約10yぐらい落とした距離になるのが通常だそうです。
私はこれを3/4だと勘違いしていまして、なんか90%ぐらいの距離出ちゃうんだよなー。って思ってました。(^^;
なんのこたぁない、これがフルショットだったのか!

これからは、心して10時半のテークバックを意識しまして、これをフルショットの距離とするように改めて練習して行こうと思っています。



そして、一番難しいという 7時半のテークバックで打つ 1/2(ハーフ)のショットを上手に打つコツがペルツの助言にあります。

とにかくリズムを大切にして、打ち急ぎ過ぎないようにリズミカルに打つように、腕の力を使わないように自分のタイミングを作って、たくさん打って体に覚えさせると良い。
スイングエイドなどを使って、とにかく毎日10回でもいいからこのスイングを練習するようにすると良い。
それからペルツは、生徒さんたちには、「Saaaawish,-Swish」というリズムで打つように指導しているそうです。
7時半の小さいテークバックで腕で打ちに行かずにリズミカルに打つコツのリズムです。


「Saaaawish」でテークバックまでを行って、「Swish」で打つんですが、これを日本語式にしますと、

「えんやぁー」でテークバックまでを行って、「とっと」で打つとちょうど良いことに気が付きました。(笑)


そういう訳で、「えんやーとっと」のハーフショットを出来るだけ 7時半っぽいテークバックで打つ練習をこれから取り入れて精進しようかと思う次第です。(^^)



1/25/2014

『実は難しい?』グリーンが広く使えて手前に何も障害が無いアプローチ


久しぶりですが、私のようなアベレージのアマチュアにとって思いのほか難しいショットだなと思った状況について考察してみました。


大怪我はしないのですが、意外に(というか当たり前のように)アップ&ダウンが決められず、ボギーに終わってしまうことが多いような気がしてならないのが、こちらのショットです。

(写真をクリックで拡大します。)


状況的には、何の変哲も有りません。

グリーンをショートして外し(これまたよくあるのですがセカンドショットを軽くダフったかもしくは薄く当たって芯を外し・・・とかの理由でとにかくミスれば大抵ショートしますね)、グリーンエッジまで15ヤードぐらいで、ここはピンが青旗なのでカップは奥に切ってあってエッジから25-30ヤードくらいありますね。
トータルで40-45ヤードぐらいでしょうか。
典型的な受けグリーンで、カップまではだらだらと登っています。

プロやトップアマの方々は、こういったショットを実に安全にしかも安定してピタっと寄せてきます。

こういう状況ですと、私の場合はなんだか知らないけどショートしますね。
4-6歩残してしまうのはザラで、下手すると7-10歩も残ることもあったりします。

取り合えず乗っておけば2パットでボギーでは済みますので大叩きはしにくいかもしれませんが、うっかり3パットをしようものなら素ダボの刑です。 80切りを目指しているくらいの実力の場合、この素ダボが致命傷の死活問題になります。

私は、54度のウエッジでG-Checkを打つ代わりに50度のウエッジに持ち替えて、あたかも54度のような要領で打ってなるべくカップに向かって意識外で(結果的に)突っ込めるようなインチキショットを使ったりもしています。(^^;



以前のこの記事を思い出してみます。

セカンド・ショットのクラブ選択

ここに、
誰が教えたのか、オーヴァーはいけない、手前から攻めろ、と。 たかだが残り60ヤードをサンドウェッジで狙ってグリーンにはオンするが、ピンまで20メートルも残っている。 つまり狙った距離の半分ちょっとまで打って当たり前の顔をしている。冗談ではない。 みんなそうなんだ。気付かないんだ。

と、ちょっと目から鱗のなにげにすごいことが書かれています。テニスコーチの方からの我々アベレージにとっての至言です。


ショートしがちな理由がいくつか思い当たります。

・ スタンスしているところがゆるくでも登りになっているため、ロフトが寝ている。
・ ピンが奥だとグリーンを向こう側にこぼしたくない。
・ 下りのパットを残したくない。
・ ウエッジで打つと、ワンバウンド目も受けていて転がりにくいというのに計算に入っていない。
・ 登り坂のせいか何なのか、ダフり気味に入りやすい?

いずれにしても、歯で打ってトップしてしまったりしない限り、この場面では結構ショートする人がとても多いような印象を受けるのは事実です。

このケースでは、せっかくグリーンエッジまで15ヤードぐらいしかありませんから、PWや8I、7Iなどで球足を使って転がして打つショットもすごく有効です。(でも実際はウエッジで打つ方々の方が多いですね。)



これが少し遠くなりますと、こんな感じになります。

(写真をクリックで拡大します。)


グリーンエッジまで35-40ヤード程度あります。
そこからカップまで25-30ヤードぐらいあるとしますと、トータルで60-70ヤードぐらい。

こうなると、7番アイアンで転がすっていう雰囲気は無くなって来ますね。

私自身で考えましても、アベレージのアマチュアゴルファーとしては、このショットをけっこう苦手にしている方も多いのではないでしょうか。

私の場合ですと、SLJで行くか、G-Checkの振り幅を増やすか、気持ちが固まらないうちに適当になっちゃって失敗する、なんていうケースも多いような気がします。

写真の写りの関係で青旗のピンが見えるかどうか? と思いますが、この写真の状況をご覧になってちょっと嫌な距離が残ったなって感じる方も多かったりしませんか?

例えばシャンクに悩んだりなさっている方にとっては、一番シャンクが出やすいのもこの状況だったりするんじゃないかと思ったり。
そうなると、ボギーじゃすまないかもしれませんですね。

しばらくは、「この状況ではSLJでいく」と決めておいて迷い無く攻めてみようかと思います。



ではさらに もうちょっと遠ざかってみます。

(写真をクリックで拡大します。)


グリーン中央までが80ヤードぐらい。
ピンまでは、90-95ヤードぐらいになるのでしょうか。

ここまで離れますと、ここから3打でボギーでもやむなし、って感じで開き直る距離でしょうか。
そもそも3打目にこんなに距離が残るっていう時は、ティーショットかセカンドショットでやや大き目のミスをやらかした後ですしね。
でも出来ればワンパットが狙える5歩以内ぐらいに突っ込んでパーセーブを狙ってみたいです。


セカンド・ショットのクラブ選択」の記事でも書きましたが、80yのアプローチショットを、ピンに25yもショートするって言う場面は、確かによく見ますし、よく体験します。

これですと目標の70%も飛ばしていない計算になりますが、ほとんど全部ミスショットだったりするのでしょうか?

100ヤード打つクラブで、70ヤードしか飛ばなかったら酷いミスですよね。

・・・なのに、こんなに頻発するということは、状況から受ける心理的な影響がショットに出ていると考えるべきのような気がします。


プロのプレー振りを見てみますと、カップの後ろに打ってバックスピンで戻すような感じでカップに対して突っ込んで打って攻めているような、そうでもないような。

私などは、そういった強烈なバックスピンのショットは持ち合わせておりませんので、subconscious(自分の無意識)からの影響を最小限化するにはどうするか、ちょっと方法論を考えてみたいと思います。

まずは90-95ヤードを確実に打つことだけを念頭において、結果を恐れず、大き目に行ってしまうことを容認する気持ちで思い切って攻めてみようかな。

しばらく実践してみて、結果を見てみることにします。


この状況、パー5で1打目2打目が結構いい感じに打てた時にも出くわしますので、あるパーセンテージで克服できたら、パー5でバーディーにつなげることが出来るってことですね。(また皮算用(笑))