2/06/2021

Taylormade SIM Max-D ドライバーの調整 その2

こちらの写真は Moorpark CC の Canyon Crest Course の 9番ホールです。



27ホールあります。とても気持ちのいい、良く管理されたコースで、デザインも戦略性があって、とても評判の良いコースです。 私のところからはちょっとだけ遠いんですよね。

写真にはイーグルが上空を悠々と回っているところが写っています。


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さて、昨年末クリスマスイブにポストしました「Taylormade SIM Max-D Driver の調整」という記事の続きです。


あれから、こちらの 13gと 20gの錘をとっかえひっかえして打ってみたのですが、スイングバランス的にもボールへの当たりの手応え的にも、20gを付けた方が感触が良かったのですが・・・、



しかしながら、20gを装着しますと、ヘッドソールの Inertia Generatorっていう空力のためについている部分装着しますので、+12gドカッと一番後ろの突き出た部分に乗っかるので、重心深度がすごく深くなってるみたいで、



インパクトの時にフェース面が捻じれで上を向き、高く上がるのは良いのですが、スピン量もどっと増えて、上がり過ぎてしまう傾向になりました。 

20gを装着した状態で、シャフトを新導入の Project X HZRDUS Smoke Black 60 6.5 の他にも色々試してみました。今まで所有していました、シャフト群、もっと重かったり、短かったり、柔らかかったり、いろいろな組み合わせで。 その中では過去に長年愛用していた Aldila NV60 が良かったりもしたのですが、どうしても打球が高いんですね。


それで、後ろの錘はもう少し軽い 13gの方を装着しまして、ソールに鉛テープを貼ってみることにしました。



先ほどの写真にも実はもう貼られていたのですが、 Inertia Generatorのサイド側に沿う形で約 1インチ半ぐらいの鉛テープを計 4枚貼り付けました。

で、直ドラは打ちませんけれども地面に擦る部分も剥がれてしまいそうですし、まぁここしかないかな、っていうことで Inertia Generatorのサイド側に沿って貼りました。
見た目もあまり変わらなくてとりあえずこれでいってみようっていうことで。


ヘッド重量を図ってみましたところ、ちょっと見えにくくて申し訳ありませんが、204gでした。



だいたい狙っていた重さになったと思います。
(前回、以前好きだった 430ccのテーラメイドの M1 ドライバーのヘッドが 203gだったと書いていまして、このくらいが良さそうだという感触がありまして。)

こちらが前回のポストにありました、鉛を貼っていないときの写真です。↓  



フェース側に貼ったわけではありませんのですが、出っ張った最後方に 20gまるまる乗っかるよりはだいぶ重心深度は軽減したと思います。

さらにバックスピン量を抑えるため、カチャカチャを「Lower」の位置にセットしました。
先だって購入いたしました Flight Scope mevo でスピン量が測定できますので、さっそく有効利用することができました。(^-^)


ソールのもう少しフェース寄りに貼りたかったのですが、一回貼って打ってみたところ Thru-Slot Speed Pocketって呼ばれているフェースのすぐ後ろのスリット(?)になっている部分がインパクトの時にけっこう撓んで動いているみたいで、すぐに剥がれてきてしまいました。

ちなみにこの通称パワースロット、名前はパワーですがフェースの下の方で打った時に撓んでボールのスピンを増やして上げてくれる救済機能があるそうです。

で、まぁとりあえずは目立たないとこに貼っとくか、ってことでこうなりました。
(もしもスイングが改善してきてパワーが出てきたら、また考えて調整しなおすことにします。)


今のところ、今回の調整はとてもうまくいったと感じています。
Flight Scope mevo による測定でも、練習場での打球の落下点としても、 430ccのテーラメイドの M1 ドライバーと比較して平均で大体 10y程度キャリーが多く出ているようです。

まだコースのラウンドで打ってみないと分かりませんが、ミスショットやセットアップのズレとかに対してもどういう反応をしてくれるか、楽しみです。



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せっかくですので、打った様子の動画も置いておこうと思います。

まず一つ目。



この時は、5種類の手持ちシャフトを入れ替え入れ替えして打ってみました。
これは最後に Project X HZRDUS Smoke Black 60 6.5 に戻して打ったショットです。
この練習場はボールが水に落ちるので、落下点が視認できます。


2つ目。



こちらは、直前にちょっとヒールに当たるショットが頻発していたので修正しに行って練習、その後にM4と共に打ちました。
(M4 Type-D ドライバーを引っ張り出して来て調整したお話は、また別の機会に。)

こちらのカメラアングルは、ボールの真後ろに上手くセットできまして、飛球線方向にスマホのカメラが向いていたようです。いつもけっこう微妙にズレてて、セットするの難しいんですよね。
この角度がスイングのチェックに一番良いわけでもありませんです。
ボールの飛んでいく感じはこの角度が見やすいかも?と思いますけれども。


かなり良いレベルで最適化できたと思います。
もう少しスピン量を下げたいかもしれませんが、安定性とのトレードオフですし、コースのラウンドで使いつつジャッジしていかないと分からない部分も多いですから、引き続き観察していきたいと思います。

今のところ、このスペックで少なくとも数ラウンドは推してみたいと思います。


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追記:  3/01/2021

Flight Scope mevo で測りながら打ってみましたが、どうもスピン量が多めでボールが上がり気味になってしまうため、結局エンドの錘は元に戻し、ソールに鉛を追加しまして再調整しました。
別売りの錘を買わずに鉛テープで調整しとけばよかったことになります。(笑)

でも良い具合に調整できました。(^^)





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