すみません、ちょっとくどいんですが、新兵器(カメラ)を使いたくって、またまたスイング動画のupです。(^^;
今回は、ドライバー・ショット。
ロングビーチ空港に隣接して直ぐ北の、レイクウッド・ゴルフコースで13ホール(日没)プレーして来ました。
割合平坦で広々していて距離的には結構あるコースでして決して易しくは無いのですが、ドライバーを打つにはもってこいのコースなんです。
しかも、12-13ホールしか終われない時間に行きますと、ゴルフ場が割合に空いてきますので、ビデオ撮影したりが、比較的気兼ねなく行えます。(←これが目的。(笑))
このところ、ちょっと力なく右にスポーンと行って距離が出なかったり、ひょろひょろっとフェード(ってかスライス)したりする打球が出たりしていて、何が悪いのか見て、修正したかったのです。
シャフト・スタビライザーを入れてダグ・フックしなくなったのは良いのですが、やはり持ち球のドローできちんと距離が打てないと話になりません。
(そして、どうみてもスイングの調子が外れちゃっているせいで、スタビライザーが悪さしているせいではありません。)
傍から見ますと大して変わんないんですが(^^;、これが良くない方のスイングです。
↓
実のところ、酷いショットはもっとずっと酷いです。
(余談ですが、正直自分でも呆れることがあるくらい、ウエッジのショットとほとんど変わらない感じですね。
ドライバーは、もうちょっと豪快に打ちたいんだけどなー。 (^_-;)
一番いけないのは、切り替えしで腰の動きが先行せず、上体と同調しちゃっているところだとスローを見て直ぐに分かりました。
ノリさんのおっしゃるところの、いわゆる上下同時症候群です。飛距離的には、220yぐらいでしょうか。3Wで打った方が飛ぶぐらいです。
さらに悪い時には、これをカバーしようと腕を使ってしまってトップでのシャフトクロスが大きくなってしまいます。これは明らかにスライス(かスタビライザーなしだとダグフック)を起こします。
ところでビデオを撮っていることを意識していると、割合としては比較的よいショットになってしまうのはなぜなのでしょう?
やっぱり、集中力が出るからでしょうか。
悪い部分が見えたところで、さてどう直すかって言うのが難しいところなんですが(基本的にはノリさんに教えていただいたドリルとかです)、なんとか数ホールで満足行く程度まで修正出来ました。
これがレイクウッドでの修正後のスイングです。
↓
大して変わっていないように見えるへぼスイングかと思いますが(^^;、飛距離的にも球筋的にも大幅によくなりました。
さほど飛ばし屋ではありませんので、捻転差を十分には使えて居るとは言い難いのですが、それでも少なくとも切り替えしから腰が先に行って肩の回転は後から付いていく順序・タイミングになれば、飛距離にかなりの違いが出てきます。
現状出来る捻転差のなかで最大飛距離を引き出すタイミングに戻ってくれればOKです。
このホールは、コースの中では短い方から3番目のパー4で、見えなくなっている先でがくんと左にドッグレッグしたところにグリーンがあります。ご覧いただけるとおり、ほとんど全くのフラットです。飛距離は、距離表示が合っていれば約265yってところでした。風は右から左だったかな?
以前コメントに書いたことがあるのですが、私のイメージではこの二つのスイングの違いは、輪ゴムを切りまして1本のゴムにし、これを右手と左手の指先でつまんで持って前方に狙いを付けて引っ張り、片方を1瞬早く両方の手を離すことによってゴムを前に飛ばすという、ほんの微妙なタイミングの違いのお話です。
タイミングよく片方ずつ手を離せないと、その一瞬が例えば左右ほぼ同時に離してしまうとゴムは両手の間で縮んでしまい飛びません。後ろの手を離したあと前の手を離すと上手くいくのですが、前の手を離すのが遅いとゴムは前の手に当たるばかりで、やはり満足に前へ飛びません。
ゴムを最大限に引っ張りますと、パワーが増しもっと遠くに飛ばせますが、一方でゴムの縮むスピードが上がるために上手く飛ばすタイミングが難しくなります。
ゴムの引っ張り方を適度にして、タイミングを取ってやると、ビューンと前に飛ばすことが出来ます。
(↑これ、やってみるとけっこう難しいんですよ。(笑))
練習していけば、もっとゴムを強く引き、もっと飛ばせるようになってくると思うのですが、これは、ゴルフスイングで言うと捻転差を大きく取れるようにしていくことに通づるような気がしています。
体が細くてもあるいは小さくてもよく飛ぶ人と言うのは、この辺の体の使い方が上手なんだと思います。
ゴム自体を太くし強くするというのが、筋力を上げ体を鍛えるという風にも置き代えられるかと思います。
ついでですので、もう一個動画を貼ります。
11番371yパー4の左側がずっと池でフラットなホールのセカンドショットで、修正したドライバーがナイスショットの、残り約105yです。
50度のGWでも打てなくはない距離ですが、ウエッジの無茶振りは難しいので、普段ならPWで打ちます。しかしこのショットは、9Iを選びました。自分のイメージの中では9時のテークバックぐらいで打って方向性を重視し、トーン、トン、トンッてバウンドしてピンに向かっていくイメージです。グリーンが硬かったので。
ちなみにこの動画は、標準速の30fps(1秒30コマ)で撮ってスロー再生で保存したものです。再生スピードは6分の1です。この加工はカメラじゃなくてパソコン上で加工しました。
こういう動画をコースで撮ってもらう機会はそんなにありませんので、貴重な録画ができました。(^^)
こんな感じの、手前に何も無い花道があるアプローチは好きです。(ってか、ただ技が無いだけ?(笑))
100y内外の短いクラブのアプローチショットでも、下半身が先行していないと左に引っ掛けてしまいますね。
今回、いろいろ他にも撮影出来ましたので、447y軽い登りのホールのセカンドショットとか、木越えのアプローチとか、ちょっとラフの凹みに潜っていたアプローチとか、その辺をupしてみたいと思います。(^^;
結論としましては、「スーパースロー」はそれなりにわきまえて撮影すれば、非常に楽しい。ということでしょうか。(笑)