1/02/2015

2014年の成績と、2015年の数値目標


今年の打ち初めは簡単なコースで肩慣らしの9ホールから。


今年は2年間のスランプから脱出するぞ・・・


---



一応毎年恒例の、2014年の成績の振り返りと、2015年の目標を更新します。

昨年の記事はこちらです。 → 「2013年の成績と、2014年の数値目標



昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)

2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)


2014年
Score Average:    +11.7
Putts per Round:  30.44
Putts per GIR:     2.027
(パーオン率は4.80/18ホールで、平均9.730パットでした。)


 
一見、2013年よりも若干改善しているように見えますが昨年はショットが酷いスランプに陥りました。
GIR(パーオン率)の低下が顕著でして、一気に3ホール分も悪化。
これは主に、ドライバーをはじめとする長物のクラブのショットが酷くバラついたためです。

2013年にスイングを壊してしまった影響が色濃く残って出てしまいました。

パーオンで乗りませんため、ボギーオンとそれ以上が増えてしまい、その結果、グリーン上に乗った時には短めのパットが残るという算段で、上記のような数字になっています。

こうなって来ますと、ちょっとデータ整理の仕方を変えるとかしませんと、パットの実情が見えにくくなってしまいますですね。

2015年は、ドライバーのストロークをはじめ、3W、ユーティリティー、ロング-ミドル・アイアンのショットを基本に立ち返って修正していく年にしなければならぬ、と感じています。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9
2014:    +6.5 +5.2 = +11.7

2007年のデータは、11コースだけ。 近所のムニシパル・コースばかりです。
2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)
2014年は約39ラウンドです。 (スランプ継続)


平均スコアはかろうじて2013年よりも少しだけ向上していますが、グリーン周りのアプローチショットが少しだけ改善したことに拠るもので、GIRは肘痛のあった2013よりも悪化しています。
我ながらずいぶんスイングを崩してしまったものだと思いました。(x_x)

昨年は80を切るラウンドが3ラウンドしかありませんでしたのも、この辺りが原因です。


---


バーディー数も昨年は減っています。(パーオン数も減っていますので。)

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド)
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)
2014:  21個 (39ラウンド)

パーオン率が下がっただけあって、バーディー数も半減近く減ってしまいました。
まぁこれは、GIRの低下(つまりバーディーパットのトライ数が減ったということ)が原因ですので、致し方のないところです。

ちょっとよかったことは、昨年2014年はこのうち2つがイーグルだったことです。
短めのパー4とパー5で1回ずつ、80-100y前後のショットがカップインしました。

今年の後半はデーブ・ペルツの3x4システムを精査しなおして練習していましたので、その成果もあるかもしれないと思う次第です。
  

---



さて昨年も一番に力を入れようと目論んでいた、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーなら成功としてデータを抽出したデータです。)


特に2014年の目標には掲げませんでしたが、基本的には「Z版がんばり率 50%達成」を掲げて頑張っているつもりです。


2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)
2014:  160/360 = 44.4% (39ラウンド)


ここでも顕著に判りますのは、頑張り率の数字の以前に360回もパーセーブ・トライの機会があったことです。
率としてはもうちょっと頑張りたいですね。

10月にお友達のSamさんに、ロー・バウンスのウエッジの効能を教えていただきまして、ずっと苦手だったKIKUYU芝の対策用にウエッジを用意しましたので、2015年はこちらも駆使してデータの向上に努めたいと考えております。(^^)


昨年はラウンドあたりのパー・オン数が減った分もありまして、ボギー・オン数がグッと増えました。パーオン数を回復しつつ、ボギーオン数も維持できたら理想的ですが、この辺は兼ね合いになりそうです。
アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年は7.64回、14年9.27回になっています。

2015年も、Z版「がんばり率」とボギーオン率の組み合わせで、拾うゴルフを向上させたいところです。


---


昨年に引き続きまして、わたしのスイングが具体的な数値を設定するレベルにありません。

基本に立ち返り、ドライビングレンジでボールを打つ機会をできるだけ設けるようにして、もう少し力強いショットを打てるように練習していけば、結果はおのずか回復してくると信じて取り組む気持ちでいます。




12/29/2014

15インチの「でかカップ」はゴルフを救うのか?


突然ですが、日本でも米国でもゴルフ人口は年々減少の途を辿っているそうです。

そこで、ゴルフをもっと簡単に、もっと楽しく、そしてプレー時間を短縮して、手軽に出来るかも?
さらには、パット技術よりもショットの技術優先のもっとアスレチックな競技になるかも?

・・・的な考えで、どでかサイズの15インチカップなるものが、一部のゴルフ関係者の間で推奨されています。


本当にゴルフを救えることになるのかどうかは別としまして、私にも15インチカップを試す機会がありましたので、体験記をメモして残しておくことにします。


ナイター証明のグリーンなので写真はかなり画質がナンではありますが、そのどでかカップがこちらです。



直径が15インチですから、40cm弱(38.1cm)の大きさがあります。

バレーボールが4つすっぽり入るかな、ぐらいで、かなり大きいですね。
バスケットボールのゴールリング(45cm)よりも少し小さいくらいです。


現在のゴルフのカップの大きさは 4 1/4インチですから、直径にして約3.5倍、面積ですと12.5倍あります。



とりあえず私は、32フィート(約10m弱)の位置にセットをしましてパット練習をしてみました。
16フィート(約5m弱)からですと、明らかに入り易かったからです。



写真では判りにくいのですが、このラインはフラットから後半やや下りになり、右に切れていくラインです。
距離をピッタリかオプティマム・スピードで打って、カップ3個分左 ...ぐらいが狙い目になる感じ。


通常のカップかの様に考えてパッティングしてみますと、そもそも入りにくい下りのスライス・ラインということもありましてか、これが(私のパッティング技術では)なかなか入らなかったんですね。
あくまでもカップの真ん中に入れるイメージで、旗を狙って。 普通のカップみたいに。

正直、ちょっと意外なくらい外しました。


・・・それで、ムキになって入れようとしますね。(笑)
「あんなデカいんだから!」って思うわけです。

入れに行きますと、真っ直ぐ目に狙って、かなり強めに打っちゃうとけっこう入ってくれたりします。 かなりの範囲でリップオフしませんからね。
ドスンと落ちたらけっこうスピードがあっても向こう側の壁に当たってカップ内に収まります。

んー、これは「新ゴルフ」体験にはなっても、決して「旧ゴルフ(というか本来のゴルフ)」のパットの練習にはあまり役に立ちません・・・。



通常のラウンドで32フィートがカップインすることは、私の技術ではそうそう起きない確率です。
実際のところ、2-3%でしょうかね? データ取るのは難しいのですが。
プロでも5%程度ですので 4 1/4インチの大きさのカップでは、まぁそんなところでしょう。


「パットってどのくらい入るもんなの?」という記事に使ったグラフをまたまたこちらに引用いたしましょう。

(参考グラフ)


以前からの繰り返しで恐縮ですが、6フィートの距離を中心に、2フィートから10フィートの距離の辺りがスコアを決めるクリティカルな領域になります。(→「ザ・ゴールデン・8」


つまり、32フィートのパットなんていうのは、私レベルですと特に(2-3%しか一発では入んないわけですから)、2パット目にどれだけ短いやさしいパットを残すか、という打ち方をしてしかるべきなので、「強めに真っ直ぐ目にぶっ放す」15インチカップ型の新ゴルフ式でパットするべきではないのですよね。

そうしますと曲がるラインでは、あのでかい丸になかなか嵌んないってことが起きてきちゃうんです。
ちょっと新発見な感じ。


統計を取ったものを見ておりませんのではっきりとは判りませんが、理屈から言いますとクリティカルゾーンは21フィートの距離を中心に、7フィートから35フィートの距離の辺りが勝負の決め手、ということになってくる計算になりますので・・・、強めに打って外しても12フィートぐらいまでなら返しが大抵入るよ、っていう強さで打てば良いわけですね。

私が試した32フィートのパットは、通常の4 1/4の大きさのカップではちょうど9フィートのパットぐらいな難しさですから、ラインが判っていなくて読まなくちゃなんない条件下ではプロで30%、アベレージで10%ぐらいのカップイン率ですから、私の場合で8割方は外しちゃうパットだったんですね。
(ラインが判っていても、32フィート程度の(ラインの曲がる下りのラインでは特に)パットではスピードのコントロールが正確でなくてはいけませんから、思ったより入らなかった訳が記事にまとめてみてよく判りました。)



で、素直な気持ち的な感想ですが、ポコンってカップインしたときの「おおーっ!」っていう嬉しさ感がけっこう低いです。 32フィートも離れているのに低い。

それでもって、32フィートのパットが(下って曲がったりするときのラインでは特に)、2パット確実圏内に寄ってくれたときの安堵感・達成感的なものが、無い。 全然無い。


これは新しく始める人とってはともかく、今まで何年もゴルフをしてきた人たちにとっては受け入れられにくいなー、と思いました。


逆に言いますと、グリーン上のカップから約30フィート圏内、つまり10y圏内にショットが打てる人はバーディー量産が出来る、新感覚のショット・メイキング・ゲーム的なゴルフになろうことは想像出来ますですね。(^^)



4/26/2014

コントロールショットの練習動画


久しぶりのスイング動画です。(^^)

前記事、「えんやーとっと」のハーフショット 7時半と、スリークォーターショット9時と、フルショット10時半のスイングの練習動画です。



一番安定してうち易いのが9時のテークバックで打つ 3/4(スリークォーター)ショットだと言うことでしたので、まずはそれから練習。



打ち始めてまず思いましたのは、私の場合すぐにオーバーシュートしてしまうこと。
9時のつもりが、ついつい9時半、10時のテークバックになってしまいがちでした。

無理に9時で止めてもリズムが狂いますので、安定したショットになりません。
とりあえず無理の無い範囲でやや大きめに振り、やや大きめの距離を打ちつつリズムがよくなってきたら振り幅を小さくするようにしていきました。

やってみての感想ですが、最終的にはフルショットの3/4の距離に狙いを明確にして(この場合はPWでしたので私の場合は75yの目標に集中して)、テークバックは目尻で見てるような見てないようなぐらいで意識するにとどめて、リズムとテンポを感じることに専念すると、だんだん綺麗に収まって来ました。

このスイングを自然に出来るように練習すればよいのか。・・・と思いつつ、これは日数をかけて習慣化しないとだなー。と思いました。

デジタルパットでは、7歩の距離をたとえ毎週ではなくとも定期的に繰り返し練習することで唯一絶対の自分のテンポの調整をしますが、それとちょうど同じような基準のスイングにしたいショットであるなあと、しみじみ感じます。

そして、なるほどちゃんと慣れてきた後であれば9時半とかの「3/4よりもちょっと大きめ」なんていう距離も打てそうだな、っていう気がしてきます。


* 私は普段の練習では、1球 1球ていねいにルーティーン と リチュアルを守って、ボールの後ろから目標を見るところからやって打ちますが、リズムとテンポを練習するときは、その場でポンポンと続けて打った方が感じが掴みやすいと思いました。



さて次に一番難しいとされる、7時半のテークバックで打つ 1/2(ハーフ)ショットの練習です。



最初はどうしても大きく振ってしまいますね。
ボールも60y、65y、下手すると70yも飛んでしまいます。

デーブ・ペレツの言うように、両手のグリップが右太ももの右へ出たくらいの位置で切り返しになりますですね。
思ったよりパタースイングに近いかも。

ここで「えんやーとっと」のリズムを思い出し、リズムとテンポにだけ集中するように修正して出球を気にせずに繰り返してみました。

なんかもうハーフスイングっていうよりも全然振っていないイメージでしたが、だんだんと腕の力を入れずにヘッドだけ走らせてスパーンとボールにコンタクトする感覚が掴めて来ます。

力強さを全く感じないのですが、ちゃーんと半分の50yぐらい飛ぶんですよね。
なるほどこれが本当のハーフショットだったのか、という感じ。


これはかなりの日数続けて素振りしないと身に付きませんですね。
先は長いですが、ちょっと心がけて練習してみたいと思っています。



最後に、10時半のテークバックで打つ 1/1(フル)ショットの練習です。



これは私がこないだまでスリークォーター・ショットと勘違いしていたショットですが、ウエッジ類(PW、GW、SW)は勘違いのフルショット(実は110%ショットだった)を使うことを避けるようにはして来ていましたので、まぁまぁクラブのMAXに近い距離を打つ感じです。

本来のフルショットだった訳ですから当たり前と言えば当たり前。(^^;


3つのショットを動画に撮って (これには実はうちの息子くんが協力してくれました。私のiPhoneで動画を撮ってくれたんです。) それを見まして、自分でちょっと驚いたことがあります。


自分では全くの無意識で、でも考えてみれば自然な反応で起きている現象ですが、・・・それはフィニッシュの大きさなんです。

打っている最中は、テークバックの大きさ・文字盤の位置(←時計の)に意識が集中していましたし、もう一つはリズムとテンポだけを考えていました。

で、撮れた動画を見ますと、フォロースルーの大きさが見事に3種類に分かれていました。
フルショットなんか、無意識にクラブをクルクル回して戻しちゃったりしています。(笑)

腕をリラックスさせるようにしていただけなのですが、上手く打てたときはこんな感じになるんだ。ということをイメージに描いて練習していきたいと思っています。
(私のスイング自体は、あまりかっこよくない形態のものではありますが、自分なりにイメージをしっかりはっきりと持つことは大事かなと思いまして。)

(ただし、デーブ・ペルツはどのショットもフォロースルーの大きさは同じにすると書いています。 ご注意ください。)


日々の練習は、例によってイメージをしながら スイング・ウエイト・トレーナーを振ることだけ、にならざるを得ません。

でもボール打たない方が練習になるかも。



ずいぶん慣れてきましたら、ルーティーンとリチュアルをちゃんとやって、しかもぶっつけ一発勝負でもリズム良く打てるようにしたいですね。